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REPORTレポート

◆経済対策次第で乱高下も

2021.11.19 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,598.66 -89.67
TOPIX 2,035.52 -2.82
マザーズ 1,169.83 -5.79
NYダウ 35,870.95 -60.10
ナスダック総合 15,993.71 +72.14
S&P500指数 4,704.54 +15.87

きのうの米国市場は指数まちまちの展開でした。

朝方に公表された13日の週の新規失業保険申請件数は26.8万件と7週連続で減少したものの
市場予想の26.0万件には届かず、相場への影響はありませんでした。

(週間新規失業保険申請件数)

 

個別では半導体のエヌビディアが発表した四半期決算は売上高・利益ともに市場予想を上回ったことを
受けて+8%超の大幅高となり、上場来高値を更新。

その他クアルコムやAMDなどもそろって上場来高値を更新し、主要半導体株で構成するフィラデルフィア
半導体株指数(SOX)も過去最高値更新となっています。

加えて今月からテーパリング開始となりましたが、きのうから米長期金利が1.5%台で落ち着きをみせて
いることもあって、ハイテク株も買いが入る展開で完全自動運転を目指すEVを開発すると発表した
アップルが買われ最高値更新、マイクロソフトなども上昇しています。

◆経済対策次第で乱高下も

きのうの日経平均株価はザラバ中に出てきた経済対策の規模が真水で55兆円を越えるという報道が
あったことで朝方軟調な展開だったところから一気にプラス圏まで値を戻す動きがみられました。

 

そこから再び大引けにかけてマイナス圏に沈むという値動きの激しい展開でしたが、本日その対策が
発表されます。

 

昨日ヘッドラインで出てきた55兆円超の財政支出の規模は、きのうお伝えしたようにこれまで
過去最大だった20年4月や、同12月の規模を大きく上回るものとなります。

(過去の財政支出規模)

 

しかしながら給付金などバラマキ政策が中心となっており、マーケットが期待している成長戦略のところが
ほとんどない状態です。

 

そのため給付金で一時的な潤いは与えられてもその後が続かないのでは?
という見方も出ているため、実際に出てみないことにはその直後の反応は非常に読みにくいです。

 

しかしながら財政出動で対策をしないよりはした方がいいのは明らかであるため仮に材料出尽くし的な
売りが出て下げるような場面があればそこは絶好の拾い場になってくるとみています。

 

特に先物、指数系のETFなどを触っている方は値動きに注視しておいてもらえればと思います。

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◆11/18(木)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
・ロスカット銘柄

※昨日の利食い・LC無し
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。


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