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◆12月の利下げ期待後退でダウ続落
2025.11.17 マーケットニュース -

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。
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【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 50,376.53 -905.30
TOPIX 3,359.81 -21.91
グロース250 708.54 -12.95
NYダウ 47,147.48 -309.74
ナスダック総合 22,900.59 +30.23
S&P500指数 6,734.11 -3.38先週末の米国市場は、FRBによる追加利下げ観測の後退が引き続き重しとなり、
ダウは続落、一方でナスダックは反発と指数まちまちの展開でした。カンザスシティー連銀のシュミッド総裁は「関税はインフレの押し上げ要因となっている
可能性はあるが、懸念は関税だけにとどまらない」との見方を示し、12月のFOMCでも
利下げに反対意見を表明するとみられており、12月の利下げの確率は減少しつつあります。その一方で、スイスに39%の関税を課していたトランプ政権は2000億ドル規模の対米投資
を求める代わりに15%に引き下げることを決定。追加利下げの後退から金利に敏感なハイテク、人工知能(AI)関連銘柄など下げが
目立っていた銘柄の押し目を拾う動きが出て、ナスダックは反発となりました。個別銘柄ではカナディアンソーラー、ジンコソーラーなどクリーンエネルギー関連の一角が上昇
したほか、クアンタムコーポレーション、クアンタムコンピューティング、IONQなどの
量子コンピュータ関連なども上昇。19日に決算を控えているエヌビディアやマイクロンテクノロジー、アプライドマテリアルズ、
ブロードコム、TSMCなどの半導体関連も買われたことでナスダックは反発となりました。(日本市場)
先週末の日経平均株価は905円安と大幅安となり、50,376円で大引けを迎えました。
前日の米市場で政府閉鎖の解除によりその期待で先食いで買われていたダウが下落、
加えて利下げ期待が後退したことから金利に敏感なナスダックも▲2%超の大幅安となった
ことを受けて、日本市場も朝から売り優勢の展開でのスタートとなりました。その後もザラバに下げ幅を縮小させる場面も見られましたが限定的で週末ということも
あって、利益確定売り、さらにキオクシアの決算失望でストップ安となったことなども
AI、半導体関連の売りにつながる材料となり、日経平均は▲1.77%安となりました。プライム市場の売買代金は概算で6.7兆円。
値上がり銘柄は617(38%)、値下がり銘柄は939(58%)と指数が大きく値下がり
したこともあって、6割弱の銘柄が値下がりとなりました。業種別では18業種が上昇し、値上がり上位は鉱業、繊維製品、不動産など。
値下がり上位は非鉄金属、電気機器、機械などでした。個別銘柄では5月半ばにエントリーとなったバリューHRが決算と同時に下方修正を
発表したものの、同時に自社株買いを発表しこちらがポジティブに捉えられ窓を開けて上昇し、
年初来高値を更新!
(バリューHR)
また2月下旬にエントリーとなったバローHDがザラバ中に決算発表し、上期上振れ着地となった
ことが好感されてこちらも年初来高値を更新!
(バローHD)
さらに4月初旬にエントリーとなった日本ハムは今月初旬に公表した決算と同時に今通期
業績の上方修正が引き続き材料視されていて上値追い継続でこちらも年初来高値を更新!
(日本ハム)
その他エントリーとなった銘柄ではアークス、東邦銀行、ザ・パック、ニッスイ、
大日本印刷、大阪瓦斯、四国化成HD、キユーピー、長谷工コーポレーションなど
日経平均は大幅安となりましたが、この日も10銘柄以上が年初来高値、および
上場来高値更新となってくれました。買われていた方、おめでとうございます!
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※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いません。
投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。
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【執筆者(講師)情報】

中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計30000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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