TEL:03-6811-3246

10:00-19:00(土日祝も受付)
無料セミナーについて

REPORTレポート

◆掉尾の一振に期待!日経平均29000円回復

2021.12.29 レポート
おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。


【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,069.16 +392.70
TOPIX 2,005.02 +27.12
マザーズ 989.99 +4.65
NYダウ 36,398.21 +95.83
ナスダック総合 15,781.72 -89.54
S&P500指数 4,786.35 -4.84


きのうの米国市場はオミクロンに対する懸念が後退しダウは上昇、
一方、ハイテク株の多いナスダックは下落と指数まちまちの展開と
なりました。

CDC(米疾病対策センター)が、新型コロナの感染者のうち症状がない人に
ついて、隔離期間を10日から5日に短縮する新たなガイドラインを発表。

発症から3日後までが他人に感染させやすいことを理由にあげ、感染者の
長期隔離による労働力不足の解消も狙いで、これを受けて投資家心理が
改善。

また南アの研究施設、AHRI(アフリカ健康研究所)によると、オミクロン
に感染すると、デルタ変異株への免疫力が高まり、重症化するリスクが
低下し得ると南アフリカ共和国の科学者が論文で明らかにしています。

オミクロンについて、徐々にその実態が明らかになってきて、各国の
研究施設や専門家の話では重症化するリスクがこれまでのウイルスより
も低くなっているということです。

今月頭もお伝えしましたが、JPモルガンチェースのストラテジストの
調べに拠れば過去のウイルスのパターンに照らして考えると重症度が低く
感染力の強い株がより重症度の高い株を急速に駆逐するというウイルスの
過去のパターンに適合していてオミクロンは新型コロナパンデミックを
季節性のインフルエンザに近いものに変容させる可能性があると発表
しています。

つまり、過去の歴史的なウイルスの進化パターンで考えればオミクロンの
登場によりコロナパンデミックの終焉が近いことを示唆している可能性が
あるということです。


◆掉尾の一振に期待!日経平均29000円回復

本日から受け渡しベースで考えると実質的には1月相場入りとなります。

年末に起こる損益通算の売りはきのう28日までで一巡しており、本日からは
需給改善による年内2日間の上昇、すなわち掉尾の一振(とうびのいっしん)
を期待した買いで昨日の日経平均株価は29000円を回復したと考えています。


(空売り比率と日経平均株価の推移)

上図は空売り比率を5日移動平均で計算したものと日経平均株価の推移を
比較したものですが、ことし日経平均株価が上昇するに必要な空売り比率は
41.0%未満の日が連続で続くことが条件です。

ことしの3月に日経平均が30000円を突破した時、空売り比率が41%以下で
推移したのが9日連続で起こっていました。

「空売り比率が減る=売り手が減る」ので株価は上昇するわけです。

今週に入り27、28日と空売り比率が41%を2日連続で41%を割り込んできており、
空売り比率から窺う需給面からでも掉尾の一振が期待されているものと
思われます。

日経平均は大きな壁であった200日線を越えて29000円回復となり、75日線
まで上昇となりました。

本日は12月決算企業の配当権利落ち日にもあたり、朝方は配当落ち分の
売りも出る場面があるかもしれませんが、本日、そして明日は大納会
と2日しかありませんが、まだ2日あります。

年内ターゲットとしていた29500円まであと500円、十分達成できると
思います。

少なくとも29000円台でことしを終わらせてくれると年明けからご祝儀相場で
海外勢からの新規の買いも入ってきて30000円突破の可能性が高まって
くれます。

そのため何としてでも29000円の死守が必要となります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆12/28(火)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
サムコ 【6387】
12/22 エントリー
12/23 利食い +3.6%
12/28 利食い +1.6%

タカノ【7885】
12/7 エントリー
12/28 利食い +3.4%


・ロスカット銘柄

LC無し

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆Twitter
https://twitter.com/mamekabu_kun

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。

一覧に戻る

ページトップへPAGE TOP