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REPORTレポート

◆日経平均は大幅高の反動から上値の重い展開へ

2022.01.05 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。



【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 29,301.79 +510.08
TOPIX 2,030.22 +37.89
マザーズ 976.74 -11.20
NYダウ 36,799.65 +214.59
ナスダック総合 15,622.72 -210.08
S&P500指数 4,793.54 -3.02

きのうの米国市場は指数まちまちの展開となりました。

米長期金利が前日に続いて上昇、一時1.68%まで上げたことを嫌気し、ハイテク
グロース系の多いナスダックは▲1.3%の下落、一方でダウは金利上昇を背景に
金融株や景気敏感株が買われ連日の最高値更新となりました。

コロナ変異種オミクロンの感染は拡大しているもののWHO(世界保健機関)では
他の変異株に比べ症状が軽度との一段の証拠が出てきているとの認識が
示され相場の支えとなりました。

きのう公表された12月のISM製造業景況指数は58.7と前月の61.1から大きく
落ち込んだもののこの時期は米国でちょうどオミクロンの感染が拡大してきた
タイミングでもあり、その実態もよく分からなかったという中でのアンケート
ということもあって落ち込んだものと思われます。


(ISM製造業景況指数とS&P500指数の推移)

しかし徐々にオミクロンのリスクは大きくないということが分かってきたため、
きのうのマーケットにはほとんど影響がありませんでした。

◆日経平均は大幅高の反動から上値の重い展開へ

大発会を迎えたきのうの日経平均株価は510円高となり、29300円まで
上昇しました。

年末年始の連休を持越ししたくないという持ち高調整が年末に起こり、その
買い直しと、下落リスクのヘッジとしての空売りのショートカバー(買戻し)
も手伝ってきのうの大幅高が作られました。

そのため、本日はその動きも一巡し、米国市場ではダウは最高値更新となった
ものの、ナスダックが大きく下落してしまったことで日本株も景気敏感株は
買われても半導体などのハイテクが売られ方向感としてはやや下の展開になる
とみています。

加えて今週は年始から重要イベント、経済指標が控えておりこれを見極めたい
とする動きも強まり、上値の重い展開になるのではとみています。

ただ、これらを無事通過すれば安心感や世界的に出遅れていてバリュエーションの
面からも上方向を目指す展開になるものとみています。



※本日の経済キーワード※

【ISM製造業景況指数】

全米供給管理協会(ISM)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。
米国の景気先行指標として注目されている。

製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や
生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、
「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を
加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、
ISM製造業景況感の総合指数を算出する。

ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表す。
50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、
50%を下回ると景気後退を示す。

参照:https://www.ismworld.org/supply-management-news-and-reports/reports/ism-report-on-business/

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 ◆1/4(火) ・マナカブトレードで利益確定した銘柄

ナカノフドー建設  【1827】
12/23 エントリー
1/4 利食い +3.3%

TSIHD【3608】
12/27 エントリー
1/4 利食い +4.2%

アオイ電子【6832】
12/28 エントリー
1/4 利食い +5.4%


・ロスカット銘柄
フリークアウト・ホールディングス【6094】
12/22 エントリー
12/24 利食い +5.2%
1/4 利食い -7.5%


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