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REPORTレポート

◆今週より年末商戦始まる

2022.11.21 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,899.77 -30.80
TOPIX 1,967.03 +0.75
マザーズ 782.56 -7.83
NYダウ 33,745.69 +199.37
ナスダック総合 11,146.06 +1.10
S&P500指数 3,965.34 +18.78

 

先週末の米国市場は3指数揃って上昇となりました。
前日に引き続き、この日もFRBメンバーによる発言が市場を揺さぶる
動きを見せましたが、株式市場は堅調な推移となりました。

 

ボストン連銀のコリンズ総裁(FOMC投票メンバー)は18日、「物価上昇
圧力が弱まっている証拠はほとんどないため、0.75%ポイントの利上げが
なお検討されている」とコメント。

 

前日のセントルイス連銀のブラード総裁に続き、タカ派の発言が出たこと
で米長期金利は3.83%まで上昇する動きとなりましたが、株式市場への
影響は限定的でした。

 

ただセクター別でみるとヘルスケア機器・サービス、公益事業などの
景気後退に強いディフェンシブ関連が物色され、金利に敏感な高PERの
ハイテク、グロース株は軟調な展開となっており、ナスダックの上げ幅
はわずか0.01%にとどまっています。

 

 

◆今週より年末商戦始まる

 

米国では今月24日に感謝祭(11月第4木曜日)を迎えてよく金曜日からブラック
フライデーの年末商戦がスタートします。

 

ことしはインフレの影響で年末商戦が冷え込むという見方もあれば、インフレ
により長らく節約生活が続いていたためこのときだけはたくさん買い物をする人が
増えるのでは?

 

と、エコノミストの中でも意見が分かれています。

 

年末商戦同行の中間結果で伸びた結果が出てくるようですと株価にとってはプラス
材料となり、仮に冷え込んだとしても予想のつく結果であるため、それほど大きな
マイナスの影響は出ないとみています。

 

先週はFRB高官によるタカ派発言で上値が抑えられる展開を余儀なくされていますが、
12月のFOMCでは0.5%の追加利上げがほぼほぼ市場のコンセンサスとなっていることや
利上げ幅縮小の観測のきっかけともなったインフレにピークアウト感が出てきたことで
これらが相場の下支え要因となってくるとみています。

 

 

今週は23日に11月開催分FOMC議要旨が公表されます。

内容的にはおそらくターミナルレート(利上げの最終終着点)の引き上げの示唆と
利上げペースの減速に関してがメインの内容となるかと思われます。

 

これらはすでに11月のFOMC後のパウエルFRB議長の会見で語られており、特段の
サプライズはなく、相場への影響は限定的なものになるとみています。

 

(投資家センチメントとS&P500の推移)

 

投資家の強気から弱気を差し引いたセンチメント指数はまだ弱気派が若干多く、
(マイナスだと弱気が多い状態)足元では
イベントの動向を見極めたいとする
投資家が多いため、動きが鈍いながらも上目線継続で、俎上に上っている事象の中で
下げたところは積極的に買いで良いかと思います。

 

 

 

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

 

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

 

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