TEL:03-6811-3246

10:00-19:00(土日祝も受付)
無料セミナーについて

REPORTレポート

◆ダウ節目の34000ドル到達

2022.11.24 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 28,115.74 +170.95
TOPIX 1,994.75 +22.18
マザーズ 779.95 -3.29
NYダウ 34,194.06 +95.96
ナスダック総合 11,285.32 +110.91
S&P500指数 4,027.26 +23.68

 

きのうの米国市場は、利上げペース鈍化の期待感から3指数小幅に
続伸となりました。

 

朝方発表された19日の週の新規失業保険申請件数が予想以上に増加したこと
や11月の米消費者態度指数確報で期待インフレ率が低下したことを受けて
今後の利上げペースが減速されるとの期待が強まり、3指数ともに上昇での
スタートとなりました。

 

(新規失業保険申請件数)

 

その後、今月はじめに開催された11月のFOMCの議事要旨が公表され
大半のFOMCメンンバーが利上げ減速を支持していたことが明らかとなりました。

 

今晩から米市場では感謝祭の祝日に入るため商いは大きくはありません
でしたが、議事要旨を受けて取引終盤まで堅調な展開。

 

個別銘柄では、テスラがアナリストの投資判断引き上げで7%超の大幅高。
一方、百貨店のノード・ストロムは第3四半期決算で売上げが予想を下回り
損失を計上、在庫の積み上がりによる大幅割引きが響き見通しも引き下げたため、
売られました。

 

またこの日発表された10月の米新築住宅販売の年率換算が予想に反して
増加となったことで住宅関連のレナーやDRホートンなども買われました。

 

(米・住宅販売件数【年率換算】とS&P500指数の推移)

 

新築住宅は前月比でもプラスの伸びとなっていますが、日本と違い米国は
中古住宅市場の方が市場規模が大きいためこちらが下がっていることは
利上げをしている今は追い風です。(通常は増加するとプラス材料)

 

 

 

◆ダウ節目の34000ドル到達

 

(NYダウ・日足チャート)

 

日本市場の祝日を横目にダウは直近2日間で500ドルの上昇となり、重要な
節目として意識される34000ドルに到達しました。

 

ポイントはここで踏ん張って年末ラリーに向けて上昇が継続するかどうか
です。

 

前回8月半ばにこの34000ドルを突破した際には踏ん張ることが出来ずに
下落に転じていきました。

 

今回は「中間選挙年」、「ねじれ議会」という年末ということもあって、
アノマリー的にも株高基調になりやすい状況です。

 

ファンダメンタルズでもインフレのピークアウト感の台頭により
今後の利上げのペース鈍化が意識され市場参加者のセンチメントは
楽観的になりやすい状況です。

 

今回のFOMC議事要旨でタカ派的な内容が少なかったことで議事要旨
ショックは避けられたと思いますので、目先は利益確定売りが多少
出て34000ドルを割り込む場面もみられるかもしれませんが、再度
この節目を突破して来月から年末の本格的な上昇になるのでは
とみています。

 

(日経平均株価・日足チャート)

 

日経平均株価の日足チャートでは、本日米市場の上昇を受けて
こちらも目先の節目であった28400円に朝方の上昇で到達し、
28500円まで上昇しています。

 

500円刻みの節目となる価格は達成感も出やすいため利益確定売り
が出てきやすく、その利益確定売りが本格的な調整にならなければ
そのまま上昇、下げたとしても28000円台前半まで下げたところから
再度上昇に転じていけば年末株高になる可能性が高まるとみています。

 

 

 

 

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証する
ものではありません。

 

また当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の
責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断で
行っていただけますようお願いいたします。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

 

◆Twitter
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。


一覧に戻る

ページトップへPAGE TOP