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REPORTレポート

◆日経平均ダブルトップ形成で目先は軟調な展開か

2023.07.11 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,189.73 -198.69
TOPIX 2,243.33 -11.57
マザーズ 782.20 -5.07
NYダウ 33,944.40 +209.52
ナスダック総合 13,685.48 +24.76
S&P500指数 4,409.53 +10.58

 

きのうの米国市場はダウが反発、ナスダックは前日終値を挟んで小動き
と指数まちまちの展開となりました。

 

週明けは手掛かり材料に乏しかったものの前週末までの3日間でダウは
700ドル弱下げていたことから押し目買いや持ち高調整の買いが優勢とな
り200ドル超の上昇。

 

一方で先週末に発表された6月の米雇用統計では雇用者数の伸びには拡大
が見られなかったものの平均時給が予想以上の伸びとなったことで
金融引き締め長期化が警戒されたことに加えて、FOMCの投票メンバーでは
ないものの、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が「年内あと2回の
利上げが必要」とコメント。

 

これが重石となりハイテク株を中心に軟調な展開となりナスダックは
小動きとなりました。

 

個別銘柄ではグーグル、アマゾン、アップル、マイクロソフト、テスラ
など主力ハイテク株が下落した一方、ブロードコムやマイクロン・
テクノロジー、インテルなど半導体株が上昇。

 

ハイテクビッグ5で唯一上昇となったのが、メタでツイッターの
競合アプリ「スレッズ」の登録者数が提供開始5日間で1億人を突破
したことが材料視されました。

 

 

 

◆日経平均ダブルトップ形成で目先は軟調な展開か

 

週明けの日本株は下落となり、これで5日連続安。5日間の下げ幅は
1564円となりました。

 

朝方は自律反発でプラスになる場面もみられましたが、先週のソシオ
ネクスト・ショックの影響もあって買い一巡後は手控え気分が強まった
ことや、ドル円相場で1ドル=142円台とやや円高に振れていることから
外需関連の株価の重石となっています。

 

少し前までは1ドル=145円あったため為替介入が警戒されていましたが、
今はそれを警戒する必要はないと思われます。

 

今週は12日に6月の米CPI(消費者物価指数)が公表予定で前年同月比で
3.1%予想となっています。

 

エネルギーと食品を除くコアCPIも5.0%とCPIよりは高いものの前月の
5.3%からは鈍化していくとの予想です。

 

足元では原油をはじめとしたコモディティ価格も落ち着いており、
先週のISM製造業景況指数でも仕入れ価格が低下していることもあって、
前月から上昇するような可能性は低いとみています。

 

(ISM製造業景況指数のサブインデックス)

 

ただ足元の日経平均株価は相場の天井を示唆するダブルトップを形成してしまい、
目先は軟調な展開が予想されます。

 

(日経平均株価・12時間チャート)

 

目先下げが続くようですとトレンドラインあたりの31500円まで下がる可能性が
あります。

 

個人的には最悪の場合、7月、8月の夏枯れ相場の間に30000円近くまで
下がる可能性も視野に入れていますのでこの時期は積極的な仕込みは
控えて安くなったタイミングで拾えるようにキャッシュ比率を高めて
臨む方向で考えています。

 

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