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REPORTレポート

◆日本株は強弱入り混じる展開

2023.07.21 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,490.52 -405.51
TOPIX 2,260.90 -18.07
マザーズ 776.98 -12.49
NYダウ 35,225.18 +163.97
ナスダック総合 14,063.31 -294.71
S&P500指数 4,534.87 -30.85

 

きのうの米国市場はダウは上昇、ナスダックは▲2%超の下落と指数
まちまちの展開となりました。

 

(新規失業保険申請件数)

 

きのう発表された15日の週の新規失業保険申請件数は22.8万件と市場予想の24.2万件を
下回り、雇用環境は引き続き堅調だったことから、インフレ長期化の警戒感が高まり、
米長期金利が3.87%まで上昇。

 

金利高を受けてハイテク株中心に売られナスダックは▲2%を超える大きめの下落と
なりました。

 

またその後に発表された6月の中古住宅販売件数は年率換算で416万件とこちらも予想
の420万件を下回り、インフレ圧力への警戒感はさほど意識する必要はなく、むしろ
個人消費の中でも大きなウェイトを占める住宅の販売が落ち込み、リセッションリスク
が高まる可能性があることに警戒が必要です。

 

(米国の住宅販売件数とS&P500の推移)

 

住宅市場が落ち込んでいる理由ははっきりしていて、ピーク時よりは低下傾向にある
もののインフレによる住宅価格の上昇に加えて、政策金利の上昇により住宅ローン
もリーマンショック前の水準を上回る高いレートで推移していることが要因です。

 

(住宅ローン金利の推移)

 

住宅ローンの変動金利は政策金利と連動しており、米国での利上げがピークを迎えて
も利下げに転じるまではローン金利も下がらないため大きな金利負担が当面は続く
公算が高いと思われます。

 

個別銘柄では4-6月期業績が市場予想を上回り、通期の業績見通しを上方修正
したジョンソンエンドジョンソンが6%高となりダウの上昇をけん引。

 

また1株利益が市場予想を上回ったIBMも買われ、金利上昇からゴールドマン
サックス、ウェルズファーゴ、JPモルガンなどの金融株も上昇となり、
ダウ指数を押し上げました。

 

一方、相次ぐ値下げで利益率が低下し、さらなる値下げの可能性を示唆した
テスラが▲10%弱の大幅安となったほか、売上高が市場予想を下回った動画
配信のネットフリックスも8%超の大幅安。

 

また半導体関連も弱含む展開で19日に4-6月期決算を発表した半導体製造装置
大手のASMLは売上高と1株利益は市場予想を上回ったものの中国に対する政府の
半導体製造装置の輸出規制が懸念材料として売られたことでアプライドマテリアルズ
やAMDなどほかの半導体株も連れ安。

 

これが重しとなりナスダックは大幅安となりました。

 

 

◆日本株は強弱入り混じる展開

 

きのうの米国市場ではダウは上昇、ナスダックは下落と指数まちまちの
展開となりましたが、日経平均株価はダウの動きよりもナスダックとの相関性
が強く、下げやすい1日となります。

 

ただ為替相場ではドル円が再び140円に回復してくれたことで円安効果から
輸出関連には追い風でこれが下値を支える要因としてはたらきやすくなります。

 

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受講生の方はご参考にしてもらえればと思います。

 

ちなみに今週、いくつか追加しています。

 

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