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REPORTレポート

◆225先物は高値から3日で1800円超の下落、目先厳しい展開

2023.08.04 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 32,159.28 -548.41
TOPIX 2,268.35 -33.41
マザーズ 761.40 -10.53
NYダウ 35,215.89 -66.63
ナスダック総合 13,959.72 -13.73
S&P500指数 4,501.89 -11.50

 

きのうの米国市場は、米債格下げに続き、翌日に控える雇用統計もあって、
様子見ムードが強く前日終値を挟んでの一日となりました。

 

フィッチから格下げが発表された後、きのうは7月29日の週の新規失業保険
申請件数が発表され、22.7万件となり、前週の22.1万件を小幅に上回る結果
となりました。

 

また7月のISM非製造業景況指数は予想53.0に対して52.7とやや下回る結果
となったものの、好不況の境目である50を上回り、経済指標がインフレ圧力の
緩和や米景気の底堅さを示したことは好感されました。

 

ただ長期金利には格下げによる債券売りで上昇圧力が強まっており、きのうは
米長期金利が一時4.19%と昨年11月以来約9か月ぶりの高水準となったことが
重石となりNY株は終始方向感のない展開となりました。

 

個別銘柄では、前日に決算を発表した半導体のクアルコムとオンライン決済
のペイパルが大幅安。

 

金利上昇で割高感が意識された大型ハイテクの一角が軟調だったほか、
キャタピラーやスリーエム、ハネウェルなどの景気敏感株も下げました。

 

一方、アナリストが強気な見方を示した半導体の一角に買いが入り、
相場の下支えとなっています。

 

 

 

◆225先物は高値から3日で1800円超の下落、目先厳しい展開

 

米債格下げの材料が出てから日経平均は今月2日から大幅安となり、
1日の高値である33470円から本日朝方の取引時間中の安値31660円
まで1810円の下落となっています。

 

(225先物・日足チャート)

 

さすがに下げ過ぎの感もありますが、チャート的にはあまり芳しくない
絵面になってしまい、上図の値動きのパターンとして現状可能性として
高い動きがオレンジの矢印で示したような展開が強まりつつあります。

 

きのうまでは水色の2本のラインで取った間での値動きとなっていましたが
そのエリアを下抜けしてしまったため一時的な反発があっても今月半ばあたり
から再度一段安を模索する展開もあります。

 

今晩の雇用統計や目先好材料が出て再び水色のラインの中に戻ることが
できればふたたび上を目指す展開となりますので、ここが一つ大きな正念場
ということになります。

 

また適宜先物の動きは共有していきますので安全に買えるとすれば
水色のラインに回帰してからとなります。

 

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