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REPORTレポート

◆米経済成長の強さは1-3月期も続く

2024.01.30 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 36,026.94 +275.87
TOPIX 2,529.48 +31.83
グロース 710.57 -3.55
NYダウ 38,333.45 +224.02
ナスダック総合 15,628.04 +172.68
S&P500指数 4,927.93 +36.96

 

週明けの米国市場は、長期金利が下がったことを受けて、買い優勢の展開
となり、3指数揃って上昇となりました。

ダウは3日連続での史上最高値更新となりました。

 

今週は主要ハイテク株の決算発表に加えて、FOMCや12月の米雇用統計など
重要イベントが控える中、取引開始時は小動きでのスタートとなり3指数
ともに前日終値をはさんでの小動きでしたが、米財務省が1-3月期の借入額の
予想(国債発行見積額)が昨年10月時点の推計よりも少なくなるとの予想を
示したことで、債券が買われ金利が低下、株式市場はハイテク株中心に
買いが優勢となりました。

 

3指数ともに、指数は引けにかけて上げ幅を拡大し、ダウは3日続伸となり、
3日連続で過去最高値を更新。

S&P500とナスダックは反発となり、S&P500は2日ぶりに過去最高値を更新
しました。

 

セクター別ではエネルギーを除く10業種が上昇。

 

個別銘柄では、決算を機に売り込まれていたテスラが4%超の反発となった
ほか、決算発表を控えた顧客情報管理のセールスフォースやマイクロソフト
、メタが買われ指数をけん引。

 

その他、エヌビディアやASML、マイクロンテクノロジーなど半導体の
一角も上昇しています。

 

一方で、お掃除ロボット「ルンバ」を製造するアイロボットの買収を断念
したアマゾンが上昇した一方、アイロボットは急落しました。

 

 

 

◆米経済成長の強さは1-3月期も続く

 

先週25日に昨年10-12月期の米GDP速報値が公表されましたが、予想は2.0%成長に対して、
3.3%成長となりました。

 

因みに7-9月期のGDP成長は4.9%で、ここから考えると伸びが鈍化しているようにも見えますが、
大事なのは前年同期比であり、22年10-12月期の成長率は2.6%でした。

 

つまり、利上げを拙速的に進めてきた昨年の方がその中でも成長を遂げたという
ことが示されています。

 

またアトランタ連銀が公表している24年1-3月のGDP成長率見通しは3.0%予想で、
こちらも23年1-3月期のGDP成長率2.0%から1.0%も
高い成長を見込むものとなっています。

 

(GDP NOW)

これを考えると、本来ならば1月、特に半ば過ぎあたりからは軟調になりやすい
日米市場が1月下旬になっても強いのは、この金利上昇
を重荷と感じてない成長を
遂げていることが株価の強さにも表れて
いるのかもしれません。

 

(S&P500の月別騰落率)

 

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