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REPORTレポート

◆エヌビディアの決算前に日本の半導体も持ち高調整か

2024.02.21 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,363.61 -106.77
TOPIX 2,632.30 -7.39
グロース 765.22 -0.27
NYダウ 38,563.80 -64.19
ナスダック総合 15,630.78 -144.87
S&P500指数 4,975.51 -30.06

 

きのうの米国市場は、ハイテク株の下落が重石となり3指数揃って続落しました。

 

翌日に決算を発表する半導体のエヌビディアが持ち高調整の売りに押されて
一時▲7%近く下げたことで週明けの米市場はハイテク株中心に売りが拡大
する展開となりました。

 

取引開始前に好決算を発表した小売最大手のウォルマートが買われダウを
下支えしましたが、指数が過去最高値圏にあることから利益確定の売り
も出やすく終日軟調な展開でした。

 

セクター別では生活必需品を除く10業種が下落となり、特にテクノロジー、
一般消費財、エネルギーの下げが大きくなっています。

 

個別銘柄では、好決算を発表したウォルマートが3%超の上昇となったほか、
コカ・コーラ、1ドルショップのダラーツリー、ドラッグストア大手のウォル
グリーンなどが上昇。

 

また半導体のインテルは、米政権が同社に100億ドル超の補助金を交付する方
向で交渉を進めていると伝わり上昇、マイクロンテクノロジーやテキサス
インスツルメンツなど半導体関連の一角も上昇となりました。

 

一方で、年初からすでに5割近く上昇してきているエヌビディアは、決算
発表を前に▲4%超の下落。

 

エヌビディア同様、成長期待で買われてきた半導体のAMDや半導体製造装置の
アプライド・マテリアルズ、半導体設計のアームなども大幅安となり、
テスラやアマゾン、マイクロソフト、アップルなどの主力ハイテク株も下落
となっています。

 

エヌビディアの決算についてですが、悪い内容が出てくる可能性はないものの
期待先行で買われてきたところもあるので、決算数字次第ではさらに上昇、
または市場予想に結果が届かなかった場合は失望売りということになり、
日本株の主力半導体関連に売りが波及する可能性があるため、その点には
注意が必要です。

 

本日はその警戒感もあって半導体関連に売りが出やすくなるとみていますが、
循環物色の動きは今週から出始めているためきのうお伝えした内需、半導体
を除く外需などに資金が向かう可能性があります。

 

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