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REPORTレポート

◆日経平均は反発するも週末イベントで持ち高調整売りも

2024.03.07 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 40,090.78 -6.85
TOPIX 2,730.67 +10.74
グロース 775.76 +8.32
NYダウ 38,661.05 +75.86
ナスダック総合 16,031.54 +91.95
S&P500指数 5,104.76 +26.11

 

きのうの米国市場はパウエルFRB議長の議会証言での発言内容が想定内の
内容だったことから安心感から3指数揃って反発となりました。

 

朝方発表された2月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数が
前月比14万人増となり、市場予想の15万人を下回る結果となり、その後に発表
された1月の 雇用動態調査(JOLTS)での求人件数では886万件と前月の888万件
から小幅ながら減少。

 

これまで強かった労働市場に若干の緩み(鈍化)がみられたことから米長期金利
が低下し、見直し買いの入りやすい展開となりました。

 

その後、パウエル議長が下院金融委員会での議会証言を控えて、上げ幅を縮小
させる動きがみられましたが、「利下げを急がない方針を再表明すると同時に、
年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」と言及すると、
買い安心感が広がり相場は終日堅調に推移する展開となりました。

 

ただ議会証言では具体的にいつから利下げが開始されるかなどの内容はなく、
新しい情報を掴めなかったことや今週末には2月の米雇用統計を控えていること
もあって、引けにかけては上げ幅を縮小しています。

 

個別銘柄では、中国の大手ECのJDコムが好決算を発表し、自社株買いと配当を
発表したことから16%超の大幅高。

 

前日大きく下げていたITセキュリティのクラウドストライクも10%超の上昇。

 

また台湾のTSMCやオランダのAMSL、エヌビディアなどの半導体株が買われ、SOX
(半導体株)は大幅高で反発となりました。

 

ダウ構成銘柄では、セールスフォース、IBM、ハネウェル、キャタピラー、
トラベラーズ、インテルなどが上昇した一方、ディズニーが下げ、ゴルードマン
サックス、シェブロン、アップルなどが下げています。

 

きのうの米市場でのパウエルFRB議長の議会証言を無事通過した安心感から
日経平均株価は前日小幅安で終わっていましたが、反発でのスタートとなると
思われます。

 

ただ上述したように9日に2月の米雇用統計を控えていることもあり、朝方反発
した後は持ち高調整の売りも出やすくなり、上げ幅は限定的になるかとみて
います。

 

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