REPORTレポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価　40,369.44 +201.37
TOPIX　2,768.62 +17.81
グロース　746.45 +11.66
NYダウ　休場
ナスダック総合　休場
S&P500指数　休場

先週末の米国の株式・債券市場は休場でした。

ちなみに先週末に発表された2月の米PCE（個人消費支出）は、前年同月比で
2.5％上昇。

食品とエネルギーを除くコアPCEは2.8％上昇となり、いずれも市場予想と一致し、
為替市場への影響は限定的でした。

今週は国内では本日朝に3月の日銀短観、米国では5日に3月の米雇用統計が発表
されます。

今回の雇用統計では失業率は3.9％と2月に続き22年1月以来の高水準を維持する
見通しとなっており、雇用者数の予想は20.5万人増と前月よりも労働市場の減速が
示される見込みとなっています。

パウエル議長は、年内どこかで利下げできると言明しているのに対し、ウォラー
理事は最近の強いインフレデータを受け、利下げは不透明。

タカ派で知られるアトランタ連銀のボスティック総裁も利下げできるかは「五分五分」
としています。

年内3回の利下げが予定されていますが、データ次第では2回などに修正される
可能性はまだまだあります。

◆名実ともに本日より4月相場入り

本日より名実ともに4月相場入りとなり、国内では新年度入り、海外では四半期の
始まりということでニューマネーが入りやすくなる時間帯です。

先日米CNBCによる米国投資家向けのアンケート調査で「いま最も投資したい外国株」
として日本がトップの40%の票数を集め選ばれています。

バブル期の高値を更新し、国内だけにとどまらず海外からも注目されており、
今年度も昨年に続き国内外から資金流入が大いに期待できるとみています。

一方で短期的な乱高下の材料と指摘を付けておかなければならないのが
政府日銀による為替介入であり、鈴木財務大臣、神田財務官に続き、岸田首相も
「行き過ぎた動きに対しては、あらゆる手段を排除せず、適切な対応を取りたい」
とコメントを残していることからドル円が152円を越えてくると介入の警戒感が
高まってくるとみています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆マナカブ公式ブログ
https://manakabu.com/news/

◆Twitter
https://twitter.com/manakabu

◆Facebook
https://www.facebook.com/manakabucom

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。