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REPORTレポート

◆日経平均株価は46000円に向かう素地は整っている

2024.04.04 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 39,451.85 -387.06
TOPIX 2,706.51 -7.94
グロース 700.25 -13.58
NYダウ 39,127.14 -43.10
ナスダック総合 16,277.46 +37.01
S&P500指数 5,211.49 +5.68

 

きのうの米国市場は米長期金利が高止まりしたことを受けて、3指数
前日終値を挟んだ格好で小動きとなりました。

 

朝方発表されたADP雇用者数は市場予想14.8万人に対して、18.4万人増
と上回る結果となり、引き続き労働市場の底堅さが鮮明となりました。

 

これを受けて取引開始直後は3指数小幅マイナスからのスタートとなりましたが、
その後に発表されたISM非製造業総合景況指数は予想52.7に対して51.4と2か月
連続で低下。

特に仕入れ価格指数が4年ぶりの低水準となったことを受けて、米長期金利が
高止まりしたことや、パウエルFRB議長が講演で引き続き年内の利下げの可能性を
示唆し、相場は小幅ながら上昇に転じる動きとなりました。

 

もっとも今週は週末に労働省が発表する3月の米雇用統計が控えていることもあって
金利も高止まりしている程度であることから積極的な買いは見られず前日終値
を挟んだ展開で3指数は終始しています。

 

個別銘柄では、アルミ大手アルコアが先月下旬に22億ドルで同業のアルミナを
買収するとの報道から上昇が続いており、きのうも4%超の上昇で続伸。

 

その他強い経済指標を背景に銅価格も上昇しており関連のサザンカッパーや
景気敏感の重機大手のキャタピラーなどが上昇。

 

半導体の一角も買われマイクロンテクノロジーやブロードコム、ASML、TSMC、
AMDなどが上昇し安心感を与える動きとなりました。

 

一方で、製造部門の赤字が拡大し向こう数年は損益分岐点に達しない可能性が
あるとの見方を示したことが嫌気されインテルが▲8%超の大幅安。

 

またディズニーはアイガー最高経営責任者が物言う投資家、ネルソン・ぺルツ氏
率いるトライアン・ファンド・マネジメントの取締役選任案が否決され、委任状
争奪戦に勝利したため、業務改革への期待が後退し▲3%の下落。

 

P&Gやジョンソンエンドジョンソンなども安かったです。

 

 

◆日経平均株価は46000円に向かう素地は整っている

 

足元の日経平均株価は高止まりし、いったん日柄と値幅の調整を余儀なく
される展開になりつつありますが、長い目で見ればこれはさらに上伸するため
に必要な屈伸運動であり、健全な動きとも言えます。

(日経平均株価・月足チャート)

 

上図は日経平均株価の月足チャートですが、2012年から昨年まで下段のチャネル
の中で推移していました。

 

しかしことしに入り、そのチャネルを上方向にブレイク。

 

テクニカル分析で言えば、上または下方向に長期間推移していたチャネルを
ブレイクすると、それ以降では同じ値幅でのチャネルの推移が見られるように
なりやすいとされており、足元の株価は新たに始まったチャネルのちょうど真ん中、
登頂で言えば5合目に到達したため、いったん調整売りを余儀なくされる展開と
なっているものと思われます。

 

ただ上述したように調整は悪いものではなく、さらに今回始まったチャネルの
上限ラインに向かうために必要な屈伸運動であり、急落するような調整が
ない限りは年内38000円前後を下限として今年度は46000円まで上がる素地が
整っていることを意味します。

 

この月足チャートは日足チャートとはわけが違って長年染みついた相場のクセ
のようなものになりますので、この流れが大きく変わることは2020年の
コロナショックのようなことがない限りはチャネル内で推移する動きと
なってきます。

 

先にお伝えしておくと、夏から秋にかけてかけて38000円前後まで下げるような
ことがあればそこは「絶好の買い場」だと覚えておいてもらうと良いと思います。

 

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