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REPORTレポート

◆イスラエルが反撃に出れば市場は更なる混乱へ

2024.04.16 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 39,232.80 -290.75
TOPIX 2,753.20 -6.44
グロース 680.75 -6.62
NYダウ 37,735.11 -248.13
ナスダック総合 15,885.02 -290.07
S&P500指数 5,061.82 -61.59

 

週明けの米国市場は強い消費関連と中東情勢の緊迫化を受けて、3指数揃って
続落となりました。

 

きのう発表された4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は予想-7.5に対して、
結果は‐14.3と下回る結果となったものの、3月の小売売上高は前月比で0.3%の
伸びに対して、0.7%となりました。

 

この結果を受けて、個人消費は強く利下げ期待の後退から米長期金利は4.6%
まで上昇、加えてイスラエルがイラン反撃の意向を示唆したため中東情勢の
一段の緊迫化を警戒し取引中盤から失速し、マイナスへ転じる動きとなりました。

 

個別銘柄では予想以上の好決算を発表したゴールドマンが朝方から買われる動き
となりましたが、リスクオフで上げ幅を縮小し3%弱の上昇し、ゴールドマンの
好決算を受けて、ウェルズファーゴやバンカメなど他の金融株も上昇。

 

一方で、ソフトウエア会社の買収に向けて交渉を進めていると伝わった
セールスフォースが大幅安。

1-3月期のiPhoneの出荷台数が前年比で▲10%近く減少したことが明らかと
なったアップルも下落し、メタやマイクロソフト、グーグルなどその他ハイテク株も
軟調でした。

 

 

◆イスラエルが反撃に出れば市場は更なる混乱へ

 

今回のイランの報復攻撃に対して、イラン側はこれで終了したと伝えている
のに対して、イスラエルは今回のイランの報復に対して戦時内閣の閣議を開き、
攻撃の時期や規模については意見が分かれているものの、対抗措置をとる方向で
一致していると報じられています。

 

米国のバイデン大統領は「これ以上の攻撃はやめろ」とイスラエルに伝えて
いるようですが、報復の応戦が警戒されることから目先しばらくはリスクオフ
の動きが株式市場には重しとなってくるものと思われます。

 

早期に解決を願うばかりですが、、報復合戦から欧米を巻き込んだ大規模な
中東戦争へと発展するかもしれません。

 

個別銘柄であればリスクオフで志向されるCV銘柄を中心に選好する方が
精神的にはストレスのない時間を過ごすことができるかと思います。

 

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