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REPORTレポート

◆日経平均株価は38000円台を回復するも一進一退は続く

2024.04.19 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 38,079.70 +117.90
TOPIX 2,677.45 +14.30
グロース 659.87 +9.75
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
S&P500指数 5,011.12 -11.09

 

きのうの米国市場は朝方は上昇するも取引中盤以降で値を消し、前日終値を
挟んだ展開で終了しました。

 

朝方は足元で下落してきたことから自律反発の動きから買い直される場面も
みられましたが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は「利下げを急ぐ
必要はない」と発言。

 

さらに、「利上げも望ましくないが、経済データ次第ではあり得る」とコメント。

 

アトランタ連銀のボスティック総裁も「景気は年内に十分に減速する見通し
だが、年末まで利下げに着手できる状況にならないかもしれない」と発言。

 

こう言った各FRB高官からタカ派発言が出たことから高止まりしていた
金利が再び上昇、4.6%台半ばまで上昇し、これを受けて金利に敏感な
ハイテク株、半導体関連を中心に売りが広がりました。

 

結果ダウは小反発。ナスダックは5日続落となりました。

 

個別銘柄ではコールズやノルドストリームなど百貨店大手が揃って4%超
の上昇となったほか、ウェルズファーゴやバンカメ、JPモルガンや
シティなど金融株が上昇。

 

一方で、台湾の半導体受託生産世界最大手のTSMCはきのう第1四半期決算を
発表し、売上利益ともに市場予想を上回る結果となりましたが、今年の
半導体市場の成長見通しを下方修正。

 

これを受けて、インテルやブロードコム、ラムリサーチなどの半導体関連株が
連れ安する格好となりました。

 

 

 

◆日経平均株価は38000円台を回復するも一進一退は続く

 

きのうの日経平均は前日に割り込んだ38000円台を回復しました。

(日経平均株価・日足チャート)

 

テクニカル的には75日線で下げ止まりを見せていることはプラス材料ですが、3月22日に
付けた41087円の押し安値を割り込んでしまいましたので日足ベースでは下降トレンド
入りとなっています。

 

よって38000円は回復したものの安いところを買っていきたい投資家は多いものの
戻り売りを待つ投資家も増えてまだしばらくは上値の重い展開が続くものと
思われます。

 

今年に入って毎日、日経平均が300円や500円と上がっていくようなバラ色の相場を
経験していただけに少し物足りない、むしろどちらかというと上がったり下がったり
して不安定な動きに翻弄され、不安になるかもしれません。

 

ただ円安で輸出企業は業績上振れ期待、さらに円安効果でインバウンド消費も
3月は過去最高の訪日客数を叩き出しており、インバウンドも好調が期待されます。

 

今回のような調整は常日頃起こるもので、長い相場の中のほんの一幕だと思って
一喜一憂せずにルールに則って取り組んでもらえれば大丈夫です。

 

 

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