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REPORTレポート

◆資金管理、やれていますか?

2024.04.22 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 37,068.35 -1,011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
S&P500指数 4,967.23 -43.89

 

先週末の米国市場はダウは小幅高、ナスダックは▲2%安と指数まちまちの
展開となりました。

 

イスラエルがイランに報復攻撃を仕掛けたとされた爆発に関して、イラン側
は否定、未確認ドローンが確認されたため防空システムが作動し迎撃した
ことによる爆発音と声明を発表、イスラエル側が今後攻撃をしなければ、
これ以上の緊張拡大はないとしており、米市場は中東情勢に対して落ち着きが
見られています。

 

一方で、前日に半導体受託生産世界最大手のTSMCが世界の半導体市場の
成長見通しを下方修正したことを受けて半導体セクターへの売りが膨らんだ
ことや、決算は好調だったものの業績見通しが市場予想に届かなかった
ネットフリックスが急落したためナスダックとS&P500は序盤から軟調な
展開となりました。

 

個別銘柄では、データセンターなどを手掛けるスーパー・マイクロが
決算発表前の暫定数字の公表を見送ったことが警戒され▲28%の大幅安。

 

半導体のエヌビディアも▲10%安、半導体設計大手のアームは▲17%安と
急落しています。

 

また決算は好調だったものの見通しが市場予想を下回った動画配信のネット
フリックスは▲9%。

来年から加入者数の報告を停止すると発表したことも投資家の懸念を強め、
売りが膨らみました。

 

一方、アナリストが投資判断を引き上げたバンク・オブ・アメリカが買われ、
JPモルガンやウェルズファーゴなど金融株は上昇。

 

医薬品のアムジェンや飲料のコカコーラなどのディフェンシブ銘柄にも
買いが入りました。

 

 

 

◆資金管理、やれていますか?

 

先週は週間では2455円の下げとなり、3月22日に付けた高値40888円
(ザラ場高値は41087円)から先週末の37068円までは3820円の下げとなり、
率にして▲9.3%の下落となりました。

 

SNS界隈では「もうダメ」、「退場しました」というような声も聞かれて
おり、新NISAがスタートし、ことしから株を始め、さらに成長投資枠で
は個別銘柄を物色している人も多く、「株は上がるもの」という印象、
経験しかない方にとっては、今回の下落は寝耳に水、相当インパクトの
大きいものになっているものと思われます。

 

ここで改めていかに資金管理が重要かを思い知らされます。

 

ことしの1-3月の上昇で利益が出た個人投資家が、その利益分さらにベット
して、倍やられるという典型的な倍返しに見舞われたのかが分かります。

 

資金が増えたからと調子に乗ってさらに大きく、より早く稼ごうと玉を
増やすと下げたときに耐えられなくなり、その後の対処が出来なくなります。

 

相場は特に調子がいいときに「悪魔の囁き」が聞こえてくるものなのです。

 

「お前ならいける、今がチャンスだ、もっと増やせるこのタイミングを逃すな」
と。

 

その声に乗っかって大きくベットしてしまうとまんまとやられるということ
になってしまうのです。

 

これを感情的にならずにロジカルに防ぐには資金管理しかありません。

 

受講生の方ならば、きちんと守れていれば何も問題はありませんが、受講生でない方で
やられて
しまった方は、同じ過ちを繰り返さないためにも資金管理をマスターすることを
お勧めいたします。

 

資金管理はないがしろにしている方が多いですが、実は銘柄選び、売買ルール以上に大事です。

 

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負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
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