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REPORTレポート

◆値幅の調整は済んだが、日柄調整が待つ地合いに

2024.04.23 レポート

いつもお世話になっております。マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 37,438.61 +370.26
TOPIX 2,662.46 +36.14
グロース 651.25 +12.51
NYダウ 38,239.98 +253.58
ナスダック総合 15,451.31 +169.29
S&P500指数 5,010.60 +43.37

 

週明けの米国市場は3指数揃って上昇しました。

 

イスラエルとイランの報復の連鎖の警戒感が一時高まりましたが、両国とも
抑制的な姿勢をみせていることから警戒感が和らぎ、買い直される動きが
みられました。

 

セクター別では、半導体・同製造装置、銀行が上昇した一方で、電気通信
サービスが下落。

 

個別銘柄では、半減期を迎えたビットコインが堅調に推移していることから
安心感が出て関連のマイクロストラテジーをはじめ、コインベース、ビット
ファームズ、ライオットなどが大幅上昇。

 

足元で下落が目立っていたアーム、エヌビディア、テキサスインスツルメンツ、
マイクロンテクノロジーなど半導体関連の一角が反発。

 

一方、22日発表の四半期決算で売上高が市場予想に届かなかったベライゾン・
コミュニケーションズは▲5%弱の大幅安。

 

EVのテスラも自動車と自動運転支援ソフトウエアの値下げ発表で収益源が
懸念され▲3%超の下げとなっています。

 

 

 

◆値幅の調整は済んだが、日柄調整が待つ地合いに

 

日経平均株価は41000円弱の高値から選手末の37000円前半まで10%近い
下げとなり、値幅の調整はある程度終わったと思われます。

 

ただこれまで上昇のけん引役となっていた半導体関連が熱狂、期待だけで
買われていたところから決算数字や受注状況を確認しながら値が動く時期に
入ってくるとみています。

 

つまり、「半導体関連の上値が重くなる=日経平均上がらない」ということです。

 

また値幅調整は済んだものの、日柄調整はまだで、少し戻せば戻り待ちの
売りに押される展開で、しばらくは40000円以下を上下する地合いが長ければ
秋口ぐらいまで続く可能性があるとみてます。

 

特に今週はハイテク企業の決算を控えていたり、週末には3月のPCE
(個人消費支出)を控えていることもあって、積極的上値を買い向かう動きは
週半ばから徐々に減ってくると思われます。

 

 

※本日の経済キーワード※

 

【値幅調整】

 

大きく上昇した株価が次の上昇相場へ向かうためのいったん下落をして
調整する局面。

 

株価が高値から▲10~20%下落することがある

 

【日柄調整】

 

大きく上昇した株価が次の上昇相場へ向かうためのいったんの時間的な
調整を迎える局面。

 

株価がしばらく横ばい(レンジ)で推移したり、チャートではフラッグを
作りに行くことが多く、その期間のこと

 

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