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◆FOMC通過後に株価上昇へ期待

2021.12.15 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 28,432.64 -207.85
TOPIX 1,973.81 -4.32
マザーズ 993.77 -29.89
NYダウ 35,544.18 -106.77
ナスダック総合 15,237.64 -175.64
S&P500指数 4,634.09 -34.88

 

 

きのうの米国市場はFOMCを前に続落となりました。

 

朝方発表された11月の生産者(卸売)物価指数(PPI)が前年同月比で9.6%と
過去最大の高い伸びを示したことから利上げの前倒し観測が強まるのでは?
という見方が広がりました。

 

しかし、この発表を受けて米長期金利が上昇、金利水準的には1.46%と
さほど大きな上昇ではありませんでしたが、金利上昇を受けて投資妙味が
薄れる実物資産のゴールド(金)が急落したことから株式市場でも動揺が
走り特にハイパーグロース系の多いナスダックを中心に売りが強まりました。

 

その後、長期金利の急騰が落ち着きゴールドの下げ止まりも見えてくると、
取引終盤にかけて小幅ですが下げ幅を縮小して一日の取引を終えています。

 

またファイザーが新型コロナウイルスの経口治療薬として開発している
「パクスロビド」について、新たに発生した「オミクロン型」のウイルスの
増加を防ぐ効果があるという実験室での初期分析の結果を発表。

 

パクスロビドは新型コロナ患者の治療に用いる飲み薬で、点滴による抗体
カクテル療法に比べて患者や医療現場の負担を軽減できることが期待されて
います。

 

これを受けて、3指数ともに下落となりましたが景気敏感株、オールド
エコノミーの多いダウが最も下げ幅の小さい展開となりました。

 

 

◆FOMC通過後に株価上昇へ期待

 

市場関係者の一部ではFRBが今回12月のFOMCで、資産購入縮小規模を
先月からスタートさせた月額150億ドルから月額300億ドルに拡大させ、
来年3月での終了になることをを予想している向きがあり、その後の
利上げに関しては先日お伝えしたFF金利先物の動きから利上げの確率を
算出するFedwatchのデータで見ると2022年6月から開始され来年3回の
利上げが行われるという見方が強まりつつあります。


(来年6月のFOMCでの利上げ確率)

 

金融正常化が早まる動きは基本的に株式市場にとってはネガティブな
材料となりますが、今は供給制約による高インフレを食い止めるという
のがFRBのデュアルマンデート(雇用の最大化と物価の安定)の一つであり、
マーケットは既にテーパリング加速を許容するものとみています。

 

つまり、市場の一部が予想している資産購入規模の拡大が実際に決定
したとしても、その予想を上回るようなタカ派色にならない限りはFOMC
通過後に不透明感がなくなり株価上昇につながってくるとみています。

 

日本株もこれに追随してほしいところですが、オミクロン以外に日本は
給付金10万円を現金にするのかクーポンにするのか、また来年度の税制
大綱が決まりましたが、政府が企業の資金使途の如何によって税制を
優遇したりと海外投資家にとって日本市場があまり魅力的な市場として
捉えられないような政策に変わりつつあるので、そこが心配なところです。

 

年末の日本株は29500円をターゲットにしていて、今の水準からすると
約1000円、2日間連続で500円の上昇をしてくれればまだ十分届く水準
ですが、いかに。

 

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◆12/14(木)

 

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

 

日本トリム 【6788】
10/8 エントリー
12/9 利食い +3.0%
12/14 利食い +0.3%

 

フリークアウト・ホールディングス【6094】
12/6 エントリー
12/8 利食い +6.9%
12/14 利食い +1.1%

 

日比谷総合設備 【1982】
11/30 エントリー
12/3 利食い +6.4%
12/14 利食い +8.0%

 

・ロスカット銘柄

 

阿波製【3896】
12/7 エントリー
12/14 LC-6.4%

 

チタン工業【4098】
12/7 エントリー
12/14 LC-4.0%

 

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