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◆やったね!日経平均360円の大暴落^^
2015.06.09 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
本日、日経平均は360円の大幅安となり、日経平均株価終値では20096円で大引けを迎える動きとなりました。
300円以上下落してくれて嬉しい限りですね^^
何故下げたのに喜んでいるのか??
と思われるかもしれませんが、以前
https://manakabu.com/post-1627/
のブログにも書いていたように、「今は買えるような銘柄がない」とお伝えしていました。
本日の暴落で大きなマイナスを抱えてしまった方、ちゃんとブログ読んでくださいね。
日経平均株価は360円下げたといってもあまりピンと来ない方もいるかもしれませんので、騰落率でみてみましょう。
上図が本日の大引け後の日経平均の騰落額と騰落率です。
日経平均はマイナス360円、率で見ればマイナス1.76%も一日で値下がりしたことになります。
東証1部全銘柄の平均を示したTOPIXでもマイナス1.66%の下落となりました。
これと比較するために、僕の実際の前日比評価損益率が下です。
僕は現物取引と信用要取引を使って売買を行っていますが、前日比をご覧下さい。
現物は日経平均がこれだけ値下がりしたにもかかわらず、小幅ですがプラス0.11%です。
そして、信用取引の前日比の騰落率はマイナス0.37%です。
これが何を意味するのか、数字だけでも大きく値下がりしていないということがお分かりいただけると思いますが、少し分かる方であれば、投資信託などが運用益を目指す指標であるベンチマーク(指標)を大きく超えるパフォーマンスになっているということを意味します。
マナカブで受講された生徒さんは僕がマーケットから利益を上げるやり方をそのまま教えているわけですから自ずと同じようなパフォーマンスになります。
少なくとも、本日のような大暴落が起きたとしても、日経平均株価の下落率よりも低いでしょう。
ちなみに先日ブログでご紹介した日本商業開発【3252】の騰落率もみてみましょう。
上図は本日15時の終値です。株価は1855円となっています。
そして、その右に記載の前日比をご覧下さい。
マイナス1円、下落率で見ればマイナス0.05%ということがお分かりいただけると思います。
これが企業の中身をきちんと分析せずにチャートだけで銘柄を判断したり、何となく上がりそうだからとか、そんな理由で銘柄選びをやっている人との違いです。
日本商業開発においては、ここらで買っていればまず負けるようなことはありません。
ただ、チャートだけで判断するようなテクニカル分析オタクな人にとっては、残念ながらマイナス2%や3%下げたところでロスカットとか、何日移動平均線を割ったからどうだとかそんなナンセンスな売買ルールで手仕舞いすることになるのでオススメしません。
今回、日経平均がこれだけ下がっているのにビクともしないのには、それなりの理由があるのです。
何度も言うように、チャートだけでは何も見えてこないんですよ。
そのチャートが描くバックグランド、つまり企業分析が株で勝つために重要だと僕は思っています。
よく日経平均株価が大きく下げたりすると夜のニュースなどで「本日、日経平均株価は300円を超える大暴落となり3日連続での・・・」みたいなフレーズで報道がなされますので、これだけを聞くと、何となくすべての銘柄が値下がりしたように聞こえてしまいますが、そういうわけではありません。
ご存知の方も多いと思いますが、日経平均株価というものは、東証1部の中で代表となる誰もが良く知る225社の平均なのです。
なので、日経平均が下がっても、それは主要の225社の大半が下げて平均株価として下げたということにしか過ぎません。
これだけ下げていても、僕が5/8から注目していたポールトゥウィンピットクルーHD【3657】は逆に上昇し、本日注目から22%の上昇となりました。
ポールトゥウィンピットクルーHD【3657】1027円 → 1255円(+22.2%上昇)
同じく注目していた生徒さん、おめでとうございます^^
これこそが、まさにファンダの良い会社を自分で見つけて買うという企業分析の真骨頂ですね。
このような短期で上昇する銘柄を見つけるやり方は、授業でマニュアル化されていますので、四季報などでオープンにされる誰もが閲覧できる情報の中から、その企業のどこをチェックしていけば投資対象になり得るのかが誰でも身につきます。
この手法を身につければ、
何の根拠もないマイナス2%下げたら手仕舞いするというような無駄なロスカットがなくなり、勝率、利益率の高い本物の株式投資ができるようになると思います。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。