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◆日本商業開発【3252】本日東証1部値上がり率ランキング堂々4位!

2015.06.16 売買結果

こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

本日の東京市場は、ギリシャの債務問題の糸口が見つからないほか、昨日発表された5月の米国鉱工業生産指数が予想を下回る結果となったことを素直に受けてダウは107ドル安の続落となりました。

 

この軟調な地合を受けて日本株も朝から弱い動きで、後場まで軟調な展開が続き日経平均は129円安の20257円で続落となりました。

 

また、けさ9時半ごろに、長野と群馬の県境にある浅間山の山頂火口でごく小規模な噴火が発生したことも、この下落の一つの要因になったものと思われます。

この噴火の影響で西武HD【9024】の株価がこれを機に下落するという動きも見られました。

 

同社が運営する浅間山周辺の長野県軽井沢リゾート施設への影響が懸念されたということです。

 

株式投資というものは、経済的な事象のほかに、天災などで動くということを知ると非常に面白いですね。

 

西武HDは値を下げましたが逆に噴火によって近隣の住民が避難生活を余儀なくされるようなことがあれば、食糧や水、衣類、冬であれば防寒具、夏であれば冷却機、火山灰から器官を守るためにマスクなどさまざまな業種に特需が生まれたりすることもあり、これが思惑買いを誘い関連の銘柄が上昇ということもあります。

 

ちなみに火山関連銘柄を少しご紹介しておきます。

 

・興研【7963】(防毒マスク)

・重松製【7980】(防毒マスク)

・応用地質【9755】(火山観測)

・川崎地質【4673】(火山防災調査)

・アジア航測【9233】(火山砂防計画)

・オオバ【9765】(地殻変動測量)

・明星電気【6709】(火山観測装置)

・日本アビオニクス【6946】(火山観測装置)

・ヤマハ発動機【7272】(無人ヘリでの火山観測)

 

このように銘柄をみていくと、前回MERS関連で上昇していた銘柄がいくつか重複していることが分かります。

 

人的な被害をもたらす自然災害のときはこういう銘柄が上昇しやすいということを覚えておくと良いかもしれませんね。

 

さて、先日より僕が注目していた日本商業開発【3252】ですが、

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本日朝から続々と買いが入り、10時過ぎに2069円の高値をつける動きとなりました。

 

日経平均が100円以上下げている中での上昇なので、これが仮に日経平均も上昇していればもっと上値を追った展開が考えられます。

ブログで書いたときが1850円前後でしたので、短期で12%弱の上昇となったことになりますね^^

 

そして、東証1部値上がり率ランキングでは4位となりました。

 

このブログを読まれて買われていた方は大きく上昇したことでびっくりされたかもしれませんが、この動きは起こると思っていましたので、僕からすれば至極当然の流れなのです。

 

株初心者の方やなんとなく感覚で売買されるような方は、よくランキングから銘柄を選ぶというやり方を行ったりするのですが、それは非常に博打的要素が高くなります。

 

なぜか?

 

ランキングに顔を出しているということは、

 

「すでに上昇している」

 

ということなのです。

 

つまり、昨日100円で動いていた銘柄が115円になりました。

一日で+15%も上昇すれば、ほぼ間違いなく上昇率ランキングに顔を出すでしょう。

 

そして、その銘柄を買うとするならば、あなたは100円で買えるわけもなく、見つけた段階での時価、つまり115円近辺で買うことになります。

 

その銘柄がそのまま翌日、翌々日と上昇していけばいいのですが、翌日から急激に流れが変わって急落ということも往々にして起こるわけです。

 

それって非常に危なっかしくないですか?

 

それとは反対に、上昇率ランキングに顔を出すような銘柄をまだ静かなときに事前に仕込む、そしてそれが大きく上昇してランキングに顔を出すとさらにそれを見た新たな投資家が買ってくれる、

 

さらに株が上がる、仮に下げたとしてもランキングに顔を出すほど上昇していれば、自分は大きく含み益を抱えているということになるのです。

 

 

どちらが健全な投資手法であるかは一目瞭然かと思います。

 

だから僕は一切ランキングなんてものから銘柄を選ぶことはありません。

 

むしろ、ランキングに顔を出すような短期上昇銘柄を探すことに力点を置いています。

そうすれば、別にトレードの技術なんてなかろうが、仕事が忙しくて一日1,2回の株価チェックができなかろうが、仕込んで待ち、上昇すれば売るということをやるだけで資産は増えていくのです。

 

本業がありながら株をやることはなかなか大変だと思いますが、

 

トレード:2割

銘柄分析:8割

 

と、その力点を変えるだけで年間のパフォーマンスは大きく変わると思います。

 

また、5月半ばに

https://manakabu.com/post-1427/

の記事でサカイ引越センター【9039】について書きましたが、その後どうなったか?

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4/30(黄色い丸のところ)から注目していましたが、その後も上値を追う展開はずっと続き、年初来高値を更新し続け、本日4900円の高値を付けました。

ブログを見て買われていた方、おめでとうございます。

 

そのときも、まだまだ上がるとお伝えしていたとおりの動きになりましたね^^

 

このような短期上昇銘柄を自分で見つけることができるようになれば、それは一生の価値になると自負しています。

それが当スクールで学べば自分で銘柄分析ができるようになるのです。

 

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【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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