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◆ランキングを見て買うのか?ランキングに入る前に銘柄を探すのか?
2015.09.01 売買結果 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
昨日に引き続き本日はまた大きな下落になりましたね。
先日ブログで「19000円前後で上値は重たくなり、再び18000円台前半にダレる」とお伝えしていたように想定通りの展開となりました。
この警鐘をちゃんと心にとどめておかれた方は19000円を超えたところから「またすぐ20000円まで駆け上がりそうだから早く買っておかないと乗り遅れる~~」なんて妄想を抱いて追っかけ買いしていないことを祈ります。
本来マナカブ生以外の個人投資家の誰が勝とうが損しようが知ったことではありませんが、10年相場に携わっている僕のブログに少しでも参考になって救われた方がいるならば幸いです。
昨日245円、そして本日724円の下落とわずか2日で再び1000円弱の下落幅を記録した日本株ですが、僕が取引している銘柄はそんな下落の中でも逆行高して値上がり率ランキング入りした銘柄が5銘柄ありました。
証拠に売買履歴も添付してご紹介したいと思います。
昨日の東証1部 騰落率ランキング
4845 フュージョンパートナー(+14.43%上昇)
3649 ファインデックス(+10.9%上昇)
昨日の東証マザーズ騰落率ランキング
2438 アスカネット(+8.03%上昇)
3911 Aiming(+5.71%上昇)
昨日のジャスダック騰落率ランキング
9421 ネプロジャパン(+5.19%上昇)
多くの個人投資家はどんな銘柄が上場しているか分からないために、騰落率ランキングなんかを見て今上がっている銘柄に飛びつき買いしてしまいます。
それは博打と同じです。
翌日、翌々日と上昇が続けばいいですが、自分が買ったとたんに流れが変わるということが往々にして起こってくるのが株式市場です。
であれば、「ランキングに顔を出した銘柄をそこから買う」のではなく、「ランキングに顔を出しそうな銘柄を予め仕込んでおく」、そうすればランキングに顔を出した銘柄は過去の自分と同じように知識の少ない個人投資家が買ってくれるわけですから上昇していき自分が利益が取れるのです。
こんなことを言うと「そんなランキングに顔を出すような銘柄が探せれば世話ないよ」なんて声が聞こえてきそうですが考え方は簡単で“みんなが買いたくなるような銘柄選び”を行えばいいのです。
株価がボラを作るのは全ては「需給」なのです。
この需給を意識すれば自ずと
自分が良い!
ではなく
より多くの他人が良い!と思う銘柄
を選ばなければならないと言うことが腹に落ちると思います。
そして、そう思えるような視点での銘柄選びを行えば自然と買いが沸いてくるのです。
マナカブではその銘柄の選び方をマニュアル化していますので、それさえ覚えてしまえばどんな銘柄が買いたくなるのか、買われないのかが学ぶことができます。
今日から9月スタートですね。
個人投資家の皆さん、頑張ってください。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。