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◆世界株安の要因〜下落は中国でも米国利上げでもない
2015.09.08 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
日経平均は今週に入っても昨日は何とかプラス圏維持でしたが、
今日は400円を超える大幅安となりました。 先週末に市場が注目していたのは8月の米雇用統計です。
その内容はというと、予想約22万人に対して17.3万人と下振れ着地となりました。
季節調整要因もみられるとのことで、
9月には上方修正の可能性もあり、失業率も前月から0.2%低下、平均時給も25.09ドルと前の月から伸びていて概ね良い内容と捉えられているようです。 昨今マスコミでは中国の株安が世界株安を誘発しているとか、米国の利上げ実施が新興国通貨安、インフレを招くなどと言われていますが、中国株安は以前にも日本には関係ないことであり、新興国通貨安やインフレはもう既に起きていることで今になって特段騒ぐようなことではありません。
マスコミや俄かストラテジストは起きてから後付けで色々言います。
今回も一部の市場関係者は下げの要因は中国株安と紐付けてました
が、ではナゼ本日の中国株高に日本株は連れ高しなかったのか? 説明いただきたいものである。
さて、日本株安の要因に話を戻す前に以前のおさらいですが、中国株の投資家の8割は本土の個人投資家です。
これだけを聞くと中国人のほとんどが株式投資をしているような印象
を受けますが、実際に株をやっているのは全世帯の9%程度です。 つまり、
賭場と化していた中国株が暴落したところでその被害は一部のギャ
ンブル好きな個人投資家だけなのです。 日本株の下落、それは別のところに原因があります。
マナカブ生には既にお伝えしていますが、それはまだこの公のブログではお伝えしません。
気になる方は体験勉強会に起こしいただき聞いてもらえればと思い
ます。 タイミング良く僕が担当するときはお伝えします。
ヒントを言うならば「原油価格の下げ止まり」です。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。