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◆チャートだけでは利益は一生伸ばせない
2015.12.19 マーケットニュース -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
本日も朝から無料の株式セミナー、午後から授業が終わりました。
本日で7コマ受講を終えられたKさんお疲れ様でした。
授業はいったん今日で終わりですが、Kさんにとって株式投資はこれからがスタートですので頑張っていきましょうね^^
個別質問でもLINEでもガンガンご活用下さい!
いつでもサポートさせていただきます。
そして、またたまた嬉しいご報告を受講生のAさんよりいただきました。
短期売買と中期投資の両方を修得されているAさんですが、今回は中期投資で狙っていた銘柄が大きく値上がりしてこの1銘柄だけで40万円の利益になったと喜びの報告を頂きました^^
銘柄は伏せさせていただきましたが、チャートだけご紹介しますね。
夏場から注目と言うことは600円~650円あたりで見つけていたAさん。
12/19は高値で850円を超える上昇となっていますので、30%~40%強の利益を得たということになります。
自分が買ったところから大きく値下がりはしないけれども上昇余地が大きい銘柄、これは多くの人が手にしたい銘柄なんじゃないかと思います。
マナカブで受講いただければこのような銘柄を自分の力で探すことが出来るようになるわけです。
これは他の生徒さんからも何度も言われる言葉です。
マナカブで学んだやり方で見つけた銘柄は乱高下があってもあまり下がらない。
けど、上がるときはとんでもなく上がると。
そして、上記のLINEメッセージの中でも「理論値から考えると適正株価はまだまだ2倍以上ある」とAさんが書かれているように、今もなおこの銘柄はまだまだ上昇余地を残しているとんでもないバケモノ株です。
僕はよく受講生に「銘柄探しはお宝探しですよ」ということを言ったりしますが、お宝があるのは分かっていても、そもそもどういう銘柄がお宝であるかを知らなければ見つけることは出来ません。
それを授業の中で企業のこのような点を見ていけば初心者の方であっても、上手くいっていない経験者の方でもお宝銘柄を見つけることが出来るようになるのです。
多くの個人投資家はチャートだけで売買するようなやり方をやっていますが、それではこの大きな上昇を取ることはまず無理でしょう。
多少値下がりしてしまえば、怖くなって「損小利大」というくだらない考え方でロスカット。
はい、終了です。
ナイスなタイミングで上手くエントリーできたとしても「もうここまで上昇したから」という勝手な考えで”利小”で終わることでしょう。
つまり、企業の中身に目を向けることでこの大きな上昇を取ることが出来るようになるのです。
投資を行ううえで大事なことは、その企業のネームバリューやチャート(テクニカル)ではなく、企業の中身(ファンダメンタルズ)なのです。
チャートはあくまでも補足的な役割くらいしかありません。
なぜそこまで言えるのか?
僕自身が株を始めてから2年間くらい、チャートだけで売買をして失敗ばかりだったという経験則があるからです。
今日も株式セミナーで「巷で売っている株の本の中には良書と悪書があるとのことですが、どのような本は悪書ですか?」という質問をいただきました。
僕の中での悪書はチャートパターンだらけの本です。
一見するといろいろなチャートパターンが学べてお得感満載なわけですが、それを一生懸命勉強して実際にその通りの銘柄を見つけてやったところでそうならないことが往々にして起こります。
これマジです。
やってみたら分かります。僕はこれで始めの頃、大損こきました。
なぜうまくいかないのか?
チャートなんてものは過去の良いとこ取りをすれば、いくらでも
ねつ造良いように書くことが出来るわけです。いまではコーポレート・ガバナンスというキーワードが世に出てくるようになりました。
これは、簡単に言えば、「投資して欲しい企業と投資家(出資者)との対話」です。
これが今後ますます発展していきます。
そんな中、時代遅れのチャート分析で売買をしていて勝てるわけがありません。
企業サイドは今後ますます投資家に自分の会社の良さ、をアピールしてくるでしょう。
それに注目して投資家をする者と、そんなことには一切目もくれずにチャートだけ眺めて取引していく者。
どちらがパフォーマンスが良くなると思いますか??
回答を求めることすら野暮です。
マナカブの受講生の中にも受講される前から株をやっていた経験者の方が2割弱程度いらっしゃいますが、その生徒さんが揃って口にするのは、
「いかに自分がやっているやり方が間違えていたか分かりました」
「チャートだけでやっていたことがどれだけ危険なことかマナカブで学んでから分かりました」
とおっしゃられます。
こういう生徒さんはおそらくチャートだけでの売買はもうやらなくなるでしょう。
企業の中身の見方なんて分からないよ、と思われるかもしれませんが、そらそうです。
義務教育なんかで教えてくれないですからね。
だけど、見るポイントなんてものは決まっているわけです。
見ていくポイントを知っているか、知らないかそれだけの話しなのです。
Aさんを含め、いま受講されているマナカブ生に伝えたいことは、「ここ(マナカブ)で学んでもらっていることはこの先どんなに時代の潮流が起きたとしても僕が教えている投資手法は一生涯普遍的なもの」だということです。
それは「人間の心理、欲、恐怖、需給」そのすべてを料簡したやり方だからです。
だから本質的な部分はこの先、どんな相場状況になろうとも変える必要は無いですし、日本株だけでなく海外株も同じ考えで取り組むことだって可能です。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。