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◆悲しいかな、騙され負け込む個人投資家
2017.03.28 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
先週末、横浜で暮らしていた時によく通っていたとあるバーで働いていた店員さん(今は親しい友人になっているが)結婚式を挙げるということで二次会に招待された。
そこで、たまたま共通の知り合いの中に某ネット証券で働いている人と話す機会があった。
彼は所属している部署の関係上、顧客の売買内容が見れる立場にあり、せっかくなので最近の個人投資家のパフォーマンスを聞いてみると、「勝っている人は本当によく勝っているけれど、多くの個人投資家は残念ながら負けている人がほとんどですね」という回答だった。
やっぱりな、というのが正直な感想で具体的には無料セミナーで「こういうことをやると失敗する」と僕が話していることをやっている個人が見事にやられているのである。
まさに外国人投資家に食い物にされたり、ネットの情報や噂話に翻弄させられているばかりにいいカモにさせられているというわけだ。
日本人は貯蓄性向が高く、義務教育でも金融、ましてや投資のお勉強なんてやらないのに、証券口座の開設は身分証の提示でものの5分で完了する。
つまり間口は広いくせに投資で利益を上げるのには、その教育が追い付いていないのが今の現状。
そして、「貯蓄から投資へ」をスローガンに国はNISA口座だのジュニアNISAだの積極的だ。
羊頭狗肉にも程がある。全くもって順番が逆である。
だからやられる個人投資家が多くなるのも無理はない。
自己責任と言われてしまえばそうかもしれないが、これでは泣き寝入りが後を絶たない。
郵政3社の上場に関しても同じことが言える。
はたしてアレを上場させる意味があったのだろうか?僕は以前のブログで投資妙味はないと書いた。
(◆郵政3社上場!今後の先行きは?)しかしシロウトの個人投資家は挙ってあのIPOに申し込んだというから驚きだ。
国有企業を上場させて注目をさせれば貯蓄から幾何かは投資へ資金が回るようになる、とでも言いたいのだろう。
まさに国民が国にカモネギにされたのも同じことである。
愚の骨頂としか言いようがない。
マナカブ生からも受講される前に買った、「ゆうちょの株を買ってしまってどうしたら良いか?」という相談を受けた。
業績を見ればすぐにお分かりだろう。僕なら間違いなくすぐに売る。(それ以前に買わない)
これと比較して、本日も朝方からマナカブ生Mさんから嬉しいメッセージが届いた。
MさんからのLINEメッセージ
そして、Mさんの3月のパフォーマンスが以下である。
+529万7867円
以前にも何度かご紹介したMさんからのメッセージだが、1月、2月の結果も改めてご紹介しておきたいと思います。
1月のパフォーマンス +145万2038円
2月のパフォーマンス +93万3771円
今年1~3月の3ヵ月だけで800万円弱の利益を上げたことになる。
マナカブ生の中でも「ブログに紹介されるあのネコのアイコンの人はタダ者じゃない」と、ちょっとした有名人になっているMさん、たまに懇親会にも顔を出されている方なのでまた参加された際には皆さんにご紹介したいと思います。
マナカブ生にお伝えしたいこと、それは「マナカブの授業で学んだことをしっかりやる」これだけです。
ゴールデンクロス?
ブレイクアウト?
エリオット波動?
ダウ理論?
トレンドラインを引きましょう?
たすき線?
逆三尊?
その他諸々・・・
そんなアテにならないチャートの勉強をやるから迷走するのです。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。