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◆大事なことは下げたときに負けないこと

2017.08.14

こんばんは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

本日3連休明けの東京市場は、米朝の地政学リスクが相場の不安材料となり一時250円近い下落となりました。

具体的には朝鮮情報通信が中距離弾道ミサイル「火星12」4発を同時に米領グアム島周辺に向けて発射する計画を検討していると表明したためです。

 

これに応戦するかのようにトランプ大統領が嚙みついたことで、有事リスクが4月以降再び台頭し日経平均は大幅下落となりました。

 

N2250814

◆だから下がると言ったのに・・・

無料メルマガの読者には今月入った頃から危険なのでポジションのダウンサイジングをしておいた方が良いとアドバイスをしておいたので、この下落に飲み込まれて損失を出している人が少ないと良いのですが。

 

米朝の緊迫化がその背景にあるのですが、僕の考え方はメルマガでお伝えしているようにこれまでとは変わっていません。
つまり米朝がやり合うことはないだろうとみています。。。

 

その通りになって、口先だけのけん制であれば時間が経過すると共に警戒感は和らいでいきます。

 

しかし、今回のリスクがこれまでと違う点は、「北朝鮮が中距離弾道ミサイルをグアムに向けて4発打ち込む計画を8月半ばまでに策定する」とかなり具体的に明言している点です。

 

 

これまで北朝鮮のミサイル発射は不意打ち的に行われてきましたが、今回は実行前に計画の詳細に言及していることを踏まえるともしかしたら本当にやりかねないとも捉えられます。

北の将軍様もまだ若いので「親父が出来なかったことを俺がやってやる」と考える可能性もあります。

もしドンパチやるとしたら北朝鮮のミサイル発射から始まると思います。

 

それが本当に米国(グアム)に向けてとなった場合、トランプ大統領は「待ってました」とばかりに報復攻撃を仕掛けるでしょう。

 

ティラーソン国務長官は比較的宥和的(ゆうわてき)な考え方を持っているので直ちに報復とはならないかも知れませんが、トランプ大統領は4月に化学兵器を使ったシリアに対して空爆を仕掛けた実績が記憶に新しいところでしょう。

 

米国での経済政策もこれといった実績を残していないトランプ大統領のことを考えると一発花火でも打ち上げたいと考えるのが自然な流れでしょう。

 

 

相場はある程度シナリオを立てて「期待値」で判断していなかければなりません。

単純に楽観的な予想に賭けるのではなく、各シナリオの生起確率とそのシナリオが起きたときのリターンを掛け合わせて、「期待値」がプラスなものに賭けることを繰り返すことが利益を生むのです。

 

 

トランプ大統領が以前に「金正恩委員長は、なかなか頭の切れる奴だ(pretty smart cookie)」と讃えていることもあって、やり合うということはないとみています。

 

 

北の将軍様が本当に頭の切れる男であれば、いったんアメリカの懐に入り、外交を深めつつ軍事力を強化させたうえでいつか笑顔で背中にナイフを突きつける、、、最低でもこれくらいの策士であるべきです。

 

今朝のメルマガでもお伝えしましたが、もしも米朝互いに今回も口先だけで終わるようでしたら、本日の下落の場面は絶好の買い場となりますし、本日以降に北朝鮮がグアムへ向けてミサイルを発射すれば、米国は必ず経済、軍事手的制裁を加えるはずです。

その制裁の規模というものは現状では予想がつかないため、有事への危機意識、不透明感が投資家心理を一気に冷やし、ドル円は105円程度の下落、日本株も有事となれば近隣ということもあって日経平均は17000円、16000円の下落が起こるとみています。

 

 

◆上がっているときに勝つの当たり前

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ちなみに、本日の東証1部からマザーズの値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は上記のとおりです。

5市場平均で7割強の銘柄が値を下げたことになります。

こうなれば、日経2万円で小動きの時に積極的に買い向かっていた個人投資家はヤラれるということになります。

 

そして、以下が直近の個人投資家の信用取引での買い越し金額です。(単位は百万円)

2017年8月1週  19,631
2017年7月4週  70,270
2017年7月3週  48,069
2017年7月2週  31,077
2017年7月1週  53,691
2017年6月4週  24,895
2017年6月3週  14,124
2017年6月2週  93,858
2017年6月1週  82,087
2017年5月5週  -5,559

6月1週目から合計すると4377億円も買い越していることが分かります。

6月1週目というと日経平均が20000円の大台に久しぶりに乗ったところから上へも下への動かなくなったタイミングですから、今回もここで大きく信用取引で大博打に出た個人投資家が見るも無残にヤラれてしまったということが想像つきます。。。

 

メルマガ読者もそれなりの人数に増えてはいるのですが、あまりちゃんと読んでいない人が多いのか、、、あれだけ下げる可能性があると言っていたのに。。。

ガンバろう、個人投資家のみなさん!!

 

日本のマーケットは世界の影響を大きく受けますから世界経済に目を向けるのが勝つためのポイントです。

 

traderesult0814-1

ちなみに本日のトレード結果を公表しますが、私用で日中はほとんど取引できませんでした。そのため薄利ですが本日の取引全てプラスで終わっています。

 

 

traderesult0814

 

保有中の銘柄もほとんど下げていません。

評価額も現物では▲2750円の下落にとどまり、信用の方は日経がこれだけ下がっている中、+12万6675円と増えました。

 

相場が上がっているときに勝つのは当たり前です。目をつぶって買っても、サルでも勝てます。

 

大事なのは下がっているときにどれだけその下げに対して下がらない銘柄を保有して大きな上昇を取るかだと思います。

負けなければ資産は自然と増えていきますから。

 

負けないための戦略は以前のブログに記載しています。

https://manakabu.com/post-5510/
(◆経験者に多い年間通してプラマイトントン、そこから脱却する方法)

 

 

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【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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