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◆2018年 世界株価大暴落説(仮)
2018.02.15 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
2018年 世界株価大暴落説?
いやいやすでに起こっているでしょ?と思っている方もいるかもしれませんが、今の下落はまだ可愛いもので、こんなものでは済まないかもしれません。
ここから話す内容は一介の株式投資スクールの講師の戯言だと思って流し読みしてもらえればと思う。
つい一昨日のことだが、夜中まで仕事が続いていたため、その後近くのホテルで宿泊した際に、物凄く寝つきが悪くて浅い眠りの中でとある怖い夢を見た。
ダウ平均が1日で3000ドルの大暴落。。。
具体的には1日の中で最大で8000ドル下げて、そこから下値を拾う動きもみられて最終的には3000ドルの下落で落ち着いたという夢だった。
妙に具体的な内容だった。
1日でこんなに下がることはあり得ないと思いつつも、米国株は日本と違い1日の制限値幅がないため全くないとも言い切れない。
そんな夢で目が覚めたもんだから、慌てて夜中のダウの動向を見たが、当然そんなことは起こっておらず夢は単なる夢として終わって安心して再び眠りについた。
ただ、前掲のブログでも書いたようにトランプ大統領が景気過激策を推し進めていけば、ない話でもないと思う。
このまま彼が正しいと思って景気過激策を推し進めれば、市場はそれを嫌気して最悪なことに1987年に起こったブラックマンデー以来の大暴落が起きてもおかしくはない。
もしこれが起こるとするならば当たり前だが急にやってくる。
過去に起きたブラックマンデーからするとおよそ30年経っているため、今のアルゴリズム取引や超高速自動売買取引は発展しており多くのヘッジファンドや投資運用会社が採用しているだけにハイボラになりやすい。
何かのきっかけで自動売買プログラムがどこかのヘッジファンドなどで作動すると、今度は一定の値幅以上下落した際に、損失を回避する目的で自動的に売り注文が発注されるという別のプログラムが作動する。
それが次々に連鎖することで株価の水準に関係なく際限のない売り物が続く。
フラッシュクラッシュだ。
このフラッシュクラッシュが起こり出すとその下げ幅は大きなものとなる。
このときはテクニカル指標もPERやPBRなどのレシオも一切通用しなくなる。
恐怖と混乱の需給だけで動く相場となる。
過剰流動性相場の終焉懸念とトランプ大統領の景気過激策による財政赤字の拡大、悪い金利上昇が市場で意識されてこれが米経済の減速を招き、株安へとつながっていく。
NY在住のうちの元スタッフに連絡して現地の内情を聞いてみたが、僕が想定している内容とまったく同じだった。
今の景気過激策に対してこれからさらに景気が良くなるんだ!という期待よりもやはり財源のないまま突き進んで大丈夫?と不安視している向きが強いという。
米国株の大暴落が起こればそれは、世界的な同時株安につながる。
米経済の信用失墜から為替相場でもドル売りが加速し、ドル円は100円を割り込む。
そして急激なリスクオフのドル安円高が日本株安へ波及する。
このトリガーを引くものが何か分かればいいが、そんなのはおそらく存在しない。
ある一つのきっかけが溜まったマグマを噴火に追いやる。
それがある一つの経済指標かもしれないし、2月28日に予定されているパウエル新FRB議長の議会証言かもしれない。または欧州、英国の金融正常化の動きかもしれないし単なる要人発言がそうさせるかもしれない。
はたまたは3月の選挙リスク、FOMCでの利上げ発表のときかもしれない。
おそらくきっかけはほんのちょっとのことであるため、はじめ「理由なき下げ」という形で市場には伝播される。
しかしそのトリガーは米長期金利を跳ね上がらせ、3%を超えて3.5%、4%となることで市場が混乱をきたし、世界的な株安を誘発するものとなる。
その結果としてダウが1日で3000ドル安する展開が起こる可能性があるのかもしれない。
あくまでも僕の夢の中の話だ。
最初にも伝えた通り戯言だと聞き流してほしい。
今回の内容はあまり為にならないかもしれませんが、
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。