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◆上場企業 決算説明会への参加
2018.11.15 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
3月決算企業の中間決算が本日であらかた出揃う形となります。
今回の決算の特徴は良好な内容を出したのに売り叩かれる銘柄が散見されました。
個人投資家の方は「何で良い決算なのに売られるの?」と疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、きちんと数字を見てもらえれば売られる理由が必ずあります。
それを見つけないといつまでも成長はできません。
マナカブ生の方からもご質問をいただきますが、僕が差し上げている回答をご参照いただければ売られた理由が分かると思いますので、今後の決算の見方を研鑽に繋げてもらえればと思います。
あまりブログでは書いていませんが、たまに上場企業のIR担当の方や経営戦略室の上席の方から「決算説明会に来てほしい」とお声がけをいただくことがあります。
通常、株主さんでなければこの決算説明会の参加はできません。
今回の決算でも上場企業さま数社からお声がけいただいてますので参加させて頂きたいと思います。
上場企業が求めることは「投資家へ向けての訴求できるIR」です。
これを内部で考えてしまうと企業サイドはどうしても「何が正しいのか、何を投資家が求めているのか」が分からなくなるのです。
弊社も複数のベンチャー企業へ事業投資をさせて頂いておりますが、経営者と会合を交えるとすぐ解決できそうな問題に内部で迷宮入りしているということが良くあります。
中にいると見えなくなるのでまったく外からの意見に耳を傾けることは大事ですね。
これが上場企業なら尚更。企業が発信する情報と言うのは投資家への影響力があり、もの凄く大事です。
そしてその出し方も非常に大事です。
それで株価が上にも下にも動きますし、誤解を招くような表現にしてしまえば、意図しない値動きを醸成してしまう可能性もあります。
マナカブ生の皆さんも、もし上場企業からこんなIRがあれば良い、判断の材料になる、などご意見がありましたら僕にご連絡いただければと思います。
その他、上場企業のIR担当者様
弊社ではマナカブ生というたくさんの優秀な個人投資家をはじめ、大手監査法人に在籍し、決算短信や有報の監査を行っていた者やFA、財務DD専門の公認会計士など弊社スタッフがおりますのでご要望ございましたらご連絡いただければと思います。
個人投資家と言う目線で、そして健全な市場創造のためにお力添えさせて頂ければと思います。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。