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◆ことしに入り、すでにプラス120万円です(受講生談)
2019.01.18 -
こんにちは、株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
お正月からもうあっという間に半月が過ぎました。早いものです。
この間、世界では様々な動きがありました。
15日に行われた英国のEU離脱案の議会採決は事前予想通り反対432、賛成202と大敗。
この票差が60未満であれば、EUが内容修正に協力することで合意を救う可能性が残っていましたが、230票差と過去100年余りで与党保守党は最大の敗北となってしまいました。
大差で否決となったことで今後メイ首相は超党派での協議を開始し、そこで出た改訂案をEU側に伝える計画です。
またついきのうですが、米国のムニューシン財務長官が現在の米中貿易問題中国製品に課している関
税の一部または全部の撤廃を健闘しているとの報道があったことでダウは指数は急 騰し、一時250ドル以上上昇する展開となりました。 さらに同日、現在中国を訪問しているドイツのショルツ財務相は17日、両
国が相互の銀行・保険市場の開放を促進することで力を合わせていくことを表明、18日には式典が開催され署名する予定です。 昨年から表向きには米中貿易不均衡問題、その本丸は中国による知
的財産権の侵害、および中国製造2025を標榜し、中国が米国にとって代わる世界の覇権 を奪う闘争に進んできたわけですが、この問題に前進がみられたこと、そして、米国だけでなく これまで中国とあまり仲が良くなかった欧州の中心国であるドイツと中国が金融サービスで市 場開放を進めたことは大きな進展です。 ◆長かった米中問題にいよいよ終止符、そして様々な不透明要因が
一気に解決へ まだ報道ベースですので、先がどうなるか分かりませんが昨年より
メルマガでは米中の貿易問題は百害あって一利なしの争いで互いに経済を衰退させてしまう ためどこかで折り合いが着くとお伝えしていましたがようやくその兆しが見えてきたことに なります。 今回の注目点は「これまで関税強化、強硬路線を示していた米国側
が譲歩する形を取った」というところです。 この背景にあるのはもちろんトランプ大統領の来年の大統領選挙が
視野に入っているものと思われます。 昨年末あたりからパウエルFRB議長の金融政策を批判したり、米
国株が下落すると「いま米国株を買った方が良い」など大統領らしからぬ発言が出ていました。 大統領の世論の支持率のほか、大統領のバロメーターとなるのが株
価です。 よって、足元の米国株安を何とかしたいという思惑が対中関税譲歩
という方向に向かわせたと個人的には考えています。 3月1日が米中通商協議の交渉期限となっていますがそれまでには現行互いに掛
け合っている関税が撤廃、または税率引き下げなどの動きで合意するものとみています。 これまで株安を助長していたこれら世界中で巻き起こっている反エスタブリッシュメントな政治の不透明要因が原因でした。それが一掃されるような展開になりつつあります。
きのう引け後に日本電産が大幅な下方修正を発表しましたが、寄り付きこそ下げてからのスタートとなったものの結局引けにかけて前日比▲1%の下落で留まったことがこれを物語っています。
日本電産【6594】
来週末あたりから3月決算企業の9-12月期決算発表ラッシュとなりますが、もし日本電産と同様に米中貿易問題を理由に業績見通しを下方修正したり、悪決算を発表してもあまり材料視されない可能性があり、これまで売られ過ぎた分の修正が起こることも十分に考えられます。
日経平均株価も昨年12月最終週で大暴落を喫していたわけですがそこから戻りを試す展開を見せ始めました。
テクニカル的に言えば、日経平均はミニゴールデンクロスを示現させており、ここからどうなるかといった展開です。
日々のメルマガでは読者の方にお伝えはしているのですが、この先日経平均株価が上昇を継続できるかは目先は為替の動向次第です。
年明け3日に一時104円台半ばまで突っ込んだ場面がありましたが、市場参加者が少ない中で機械的な売買がこの動きをもたらしただけでこの価格はなかったものと考えて良いと思います。
そこからドル円はほどなくして107円、108円と政治リスクが消失する中で上値を追う展開となってきており足元では109円台半ば(1/18日付)まで戻してきたことが日本株にも追い風となりました。
週明けもこの動きが継続されるか注目です。
その為替の動向を握るのは、世界の政治リスク如何となります。
今月、まだ半月ですがマナカブ生の皆様から嬉しいご報告をいただいています。
Nさん
Nさんの1月途中の収益 +212,719円!
Hさん
Hさんの昨年9月~12月の収益 +3,752,540円!
Yさん
Yさんの昨年の収益 +3,211,776円!
皆さん、おめでとうございます^^
しっかりと授業で教えたことを実践してくださった皆さんの力です。僕の力ではありません。
またこうやって利益をあげられましたら自分のところでお金を滞留させずに使っていただければと思います。
少しでも日本経済に貢献していただければ僕も嬉しく思います。
皆さんの消費が誰かの収入へと変わり、それが経済循環を良くさせます。
そして、現在受講中の皆さん、これが将来の自分となっていただけると思います。
楽しみにしておいてください^^
そのためにも今はしっかりと勉強の時間に充ててくださいね。
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。