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◆グレートローテーションが2月相場を押し上げる

2021.02.02

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,091.05 +427.66
TOPIX 1,829.84 +21.06
マザーズ 1,234.34 +25.38
NYダウ 30,211.91 +229.29
ナスダック総合 13,403.39 +332.70
S&P500指数 3,773.86 +59.62

きのうの米国市場はロビンフッダーによる投機的な動きがやや落ち着いた
ことからここ数日で大きく下げていたところに買いが入りやすい一日
となりました。

特に半導体関連が買われ、半導体指数(SOX)は+4%弱の上昇となり、
ロビンフッダーの買いにショートカバ―を余儀なくされたファンドが
損失穴埋めのため売られていたハイテク株も買い直される動きが
みられました。

 

渦中のゲームストップ株はロビンフッダーの投機的な売買できのうは
▲30.7%と相変わらず日本ではほぼみないような騰落率で乱高下が続いて
いますが、彼らが次にターゲットにしたのがシルバーです。

(銀先物価格)

ゲームストップ同様にSNS上でシルバーをターゲットとした集中買いが
起こり急騰する場面がみられました。

 

しかし、運営元のネット証券のロビンフッドは個人投資家の熱狂的な買いにより、
受け渡しでの決済が終わるまでの期間に米国証券保管振替機関(DTCC)に差し出す
保証金不足に陥る恐れがあります。

ボラティリティが上昇するとこのDTCCより保証金を積み増すよう言われ、ロビンフッドはこれが
できないため一部の取引で制限をかける結果となりました。

今後も株価の変動が激しくなれば小さな証券会社はの保証金不足に陥り取引が制限される
ような動きが今後も出てくる可能性があることから、このような仕手戦は長くは続かないと
みています。

本日はアマゾンやアルファベット(グーグル)の決算が控えており、巣篭もり
により良好な決算が出てくると思われます。

 

◆国内製造業の決算がすこぶる堅調

国内でも東京エレクトロンやレーザーテックなど主力の半導体関連銘柄の
決算が出てきましたが、堅調ではあるものの期待で先食いされていたところも
多分にあるため発表後に続伸という動きにはなっていません。

ただオールドエコノミーである製造業を中心に業績の改善が顕著にみられ、
グロースからバリューへの循環物色が起こる兆しが見えつつあり、これが相場を
強く下支えして日経平均は今月再び29000円を試しに行く場面があると
みています。

「節分天井、彼岸底」がという相場の格言はあるものの、果たしていかに。

※内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を
負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でなさるように
お願いいたします。


【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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