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◆年末株高アノマリーで30000円
2021.12.08 マーケットニュース -
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 28,455.60 +528.23
TOPIX 1,989.85 +42.31
マザーズ 1,039.90 +30.93
NYダウ 35,719.43 +492.40
ナスダック総合 15,686.92 +461.77
S&P500指数 4,686.75 +95.08きのうの米国市場は引き続きコロナ変異種オミクロンの不透明要因が晴れ
つつありリスクオンの買いが継続し、大幅続伸となりました。特にきのうまで英半導体アームの買収問題で下げていた半導体のエヌビディア
が8%の上昇、加えてAMD(アドバンスドマイクロデバイシズ)やAMAT
(アプライドマテリアルズ)、ラムリサーチなどほかの半導体関連も
上昇しています。個別の半導体関連が上昇したことで半導体株の指数を示すSOXが+5%弱と
大幅高し、過去最高値更新となりました。これまでも報道にある通り、オミクロンは感染力は強いものの、重症化リスク
はそれほど深刻なものではないことが各専門家からのコメントで出てきたこと
から買い直す勢いが継続しました。◆年末株高アノマリーで30000円
きのうお伝えしていましたが、日経平均もリスク後退から28000円を突破
どころか、一時高値で28618円まで上昇する場面もみられました。地政学リスクの一つであったロシアがウクライナの国境付近での軍事行動に
ついて、きのうプーチン大統領とバイデン大統領がテレビ電話会議を行い、
もしロシアがウクライナに侵攻するようなことがあれば、強力な経済制裁を
科すとコメントをしています。ロシアもNATO、延いては米国と本気で戦っても結果がどうなるか分かっている
ため、ウクライナに対して本格的な軍事侵攻を行うことはないとみています。しかしながら、今後もこのロシアとウクライナ問題は両国の国境付近で内戦が
続いていて不定期で勃発する問題で、その状況次第ではマーケットにもリスク
オフの動きを強める材料になってくることもあろうかと思います。毎年12月は年末にかけて株高になりやすいというアノマリーがあります。
オミクロンをはじめとしてその他の地政学リスクも徐々に晴れてきていて、
年内30000円はやや厳しいかもしれませんが、プラス1000円の上昇で29500円、そして年度末は3000円~32000円は良好な企業業績を鑑みれば十分可能な
プライスであるとみています。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆12/7(火)
・マナカブトレードで利益確定した銘柄
松井建設 【1810】
12/2 エントリー
12/7 利食い +3.6%大阪製鐵【5449】
12/1 エントリー
12/7 利食い +6.7%小森コーポレーション【6349】
12/6 エントリー
12/7 利食い +3.3%三陽商会【8011】
12/3 エントリー
12/7 利食い +5.0%キング【8118】
11/12 エントリー
12/7 利食い +3.1%テモナ 【3985】
12/1 エントリー
12/7 利食い +4.8%クレディセゾン【8253】
12/3 エントリー
12/7 利食い +4.4%住友不動産【8830】
12/1 エントリー
12/7 利食い +3.2%M&Aキャピタルパートナーズ【6080】
12/3 エントリー12/7 利食い +8.1%
・ロスカット銘柄
LC無し━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。