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REPORTレポート

◆28000円台前半が底

2021.12.20 レポート
おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,545.68 -520.64
TOPIX 1,984.47 -28.61
マザーズ 963.66 -37.21
NYダウ 35,365.44 -532.20
ナスダック総合 15,169.68 -10.76
S&P500指数 4,620.64 -48.03


先週末の米国市場はオミクロン型の感染拡大や欧米の金融政策の転換を
警戒して換金売りが出やすい一日となりました。

米国に続いて、英国、欧州でも金融政策の緩和縮小に乗り出したことで、
マーケットは米国がテーパリングを加速させることは想定していました
が、欧州勢も最早に追随してくるとは思っていなかったため、これが
ネガティブサプライズとなりました。

加えて欧州でのオミクロン型感染拡大などが嫌気され、行動規制を強化する
動きが広がっており、ファイザーが新型コロナのパンデミックが2024年まで
収束しないとの見解を示したことも投資家心理を冷やしました。

個別では長短金利差が縮小したことでゴールドマンやJPモルガンなどの
金融株が売られたほか、エネルギー関連株なども軟調でした。

さらにこの日は個別株や指数の先物・オプションの清算日が重なる
「クアドルプルウィッチング」(日本のメジャーSQに相当)で、決済に絡む
売りが膨らんだことや税金対策の売りも出てダウは500ドルを超える下げ幅を
拡大、一方、すでに前日大きく下げていたナスダック指数の下げ幅は限定的で、
前日終値付近で取引を終えています。


◆28000円台前半が底

米国株が続落したことで日本株も売られやすい一日ですが、金融政策
の転換期は毎度のことながら相場が不安定になりますが、初期段階では
大きなクラッシュが起こったことはありません。

ビハインド・ザ・カーブと言って、各国中央銀行の政策が回復する実体経済
に出遅れて金融政策を行った挙句、その後に早急な利上げを進めていった
際にクライシスを起こします。

よって、いまの相場の下落は一時的なものである可能性が高く、欧州では
オミクロンの感染拡大が懸念されていますが、コロナが始まってもう2年
近くも各国はあらゆる対応をしてきたため、適材適所での対応がワークする
ようになっています。

いまが特に材料が新しいだけに「感染拡大」、「ワクチンが効く」などの
日々のヘッドラインで右往左往してるだけであって、そうしている間にも
徐々にオミクロンの実体も分かってきて、相場は落ち着きを取り戻すと
思います。

そのとき、気づけばあそこが底だったということになってくるとみています。

※本日の経済キーワード※

【ビハインド・ザ・カーブ】

景気や物価の上昇に対して意図的に政策金利の引き上げのタイミングを遅らせる
金融政策、またはその戦略のこと。
ビハインド・ザ・カーブは、米国のFRB(連邦準備制度理事会)が伝統的にとる
ハト派寄りの金融政策。

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◆12/17(金) 

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

山善【8051】
12/7 エントリー
12/17 利食い +3.7%


・ロスカット銘柄 

※LC無し 

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