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◆日経平均株価28800円まであと1円
2021.12.24 日米相場概況 -
おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値 日経平均株価 28,798.37 +236.16 TOPIX 1,989.43 +17.92 マザーズ 995.10 -3.50 NYダウ 35,950.56 +196.67 ナスダック総合 15,653.37 +131.48 S&P500指数 4,725.79 +29.23 きのうの米国市場は3指数揃って3日続伸、S&
P500は終値ベースで最高値 更新となりました。 朝方発表された11月の耐久財受注は前月比+2.5%と、 前月の+0.1%から 伸びが大きくなった一方で、 11月の新築住宅販売は年率換算で74.4万件と 市場予想の77.0万件には届かず指標はまちまちの中、 FRBが物価指標として 注視している11月のPCEデフレーター(個人消費支出) は前年同月比+5.7% と高い伸びを示しました。 しかしインフレ懸念で上値が抑えられることなく堅調に推移する展 開となりました。 新型コロナの変異種、 オミクロンは世界各国のデータで従来の変異ウイルスに 比べて重症化リスクが低いとの評価結果が相次いでいることや、 FDA(米食品 医薬品局) がファイザー製に続きメルクの新型コロナの経口治療薬(飲み薬) の使用も承認したことでオミクロン型に対する警戒感が和らでいる ことがリスク センチメントを改善させているものと思われます。 ◆日経平均株価28800円まであと1円 きのうお伝えしましたが、 28800円が目先の節目であることをお伝えしました。 きのうの日経平均株価は28798.37円まで上昇し、 あと1円強の上昇のところで 28800円まで上昇してくれています。 しかも引け値で高値を付けており、 流れは悪くなく本日28800円を越えて さらに言えば、 目先の抵抗ラインとなっている200日移動平均線( 28830円)を 越えてくれれば、センチメントが改善し、 年末高となってくれる素地は揃うと 思います。 今晩はクリスマスで米国は半日取引となりますので、 市場参加者が少なく、 薄商いとなりますが、空売り比率の減少や騰落レシオの低下、 海外勢の 6週連続の売り越しなど売りは十分枯れた状態であることを踏まえ れば、 上がる勢いがつけば上を追いかけたいエネルギーは溜まってきてい ますので 28800円を超えて終わってくれるかどうか、 ここが非常に重要な節目と なってきます。 ※本日の経済キーワード※ 【個人消費支出(PCEコアデフレータ)】 米商務省が毎月末に発表している個人消費の物価動向を示す指標。 個人消費支出の物価上昇圧力を測る尺度として用いられます。 PCEデフレーターから、 価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたものを 「PCEコアデフレーター」と呼び、 FRBが最も重視している物価指標です。 CPI(消費者物価指数) との違いはCPIは棚卸しされている実際の商品の 物価で測るものに対して、PCEデフレーターは「 実際に消費者が購入したモノ」 の価格で測られるという違いがある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━ ◆12/23(木) ・マナカブトレードで利益確定した銘柄
ホギメディカル【3593】 10/8 エントリー 12/23 利食い +3.0% 日本新薬 【4516】 12/20 エントリー 12/23 利食い +3.3% サムコ 【6387】 12/22 エントリー 12/23 利食い +3.6% 鳥羽洋行【7472】 12/6 エントリー 12/23 利食い +3.4% 三陽商会【8011】 12/22 エントリー 12/23 利食い +3.8%
・ロスカット銘柄 LC無し
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。