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◆今年最後の取引日
2021.12.30 マーケットニュース -
おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値 日経平均株価 28,906.88 -162.28 TOPIX 1,998.99 -6.03 マザーズ 997.82 +7.83 NYダウ 36,488.63 +90.42 ナスダック総合 15,766.22 -15.50 S&P500指数 4,793.06 +6.71 きのうの米国市場は指数まちまちの展開となりましたが、
ダウとS&P500が それぞれ終値ベースで最高値更新となりました。 引き続きオミクロンの警戒感が和らぐ中、 個別銘柄では薬局チェーン大手の ウォルグリーン・ブーツ・ アライアンスやスポーツ用品のナイキなど 小売関連がそれぞれ+1% 超の上昇となりダウ指数をけん引しました。 ことしはもう主な経済指標の発表はありませんので指標発表をきっ かけに 相場が動くということはありませんが、 薄商いの中でも米国の主要指数が この年末に過去最高値を更新したことは来年の相場への期待も高ま ります。 日本株は連日の薄商いの中、 きのうは配当権利落ち日ということもあって 東証1部の売買代金が2兆円を超えました。 ただ一昨日28日に節目だった200日移動平均線を突破し、 29000円まで 上昇しましたが、きのうは再び29000円割れとなり、 堅調な米国株に対して 不甲斐なさの残る日本株です。 いよいよ本日、今年最後の取引日となりますが、 きのうの下げが尾を引いて おり、年末ターゲットとしていた29500円まで600円。 一日でこれくらい上昇することもありますが、 やや難しい状況となって しまいました。 ただ日本株に何か悪い材料が出ているというわけではなく、 企業業績も すこぶる堅調、10月にIMF(国際通貨基金) から発表された世界経済見通し では先進国の中でも「日本だけ」 がことしより来年の経済成長の伸びが 強くなるとの予測が出ています。 (IMFの世界経済見通し) ただ、 この10月から12月にかけて日本で大きく変わったことと言えば 、 やはり宰相が変わったということです。 8月下旬に菅元総理の退陣でその期待で上がり、 岸田政権発足で下げる 展開になったことは記憶に新しいところです。 その頃から金融所得税の増税など今回の日本の政治が宰相をはじめ あまり 株式を意識しない布陣となったことが、 海外の投資マネーが逃げる要因 となったものと思われます。 さて、来年2022年の相場はどうなるか? マナカブ生の皆様にはチャットワーク【マクロデータ】 で来年の相場見通し について情報をアップしていますのでそちらをご確認いただければ と 思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━ ◆12/29(水) ・マナカブトレードで利益確定した銘柄
インフォコム 【4348】 11/12 エントリー 12/29 利食い +6.2% 日本オラクル 【4716】 12/28 エントリー 12/29 利食い +4.1% ホットリンク【3680】 12/21 エントリー 12/22 利食い +3.8% 12/29 利食い +0.4% MS&Consulting 【6555】 12/21 エントリー 12/29 利食い +6.0% 鳥居薬品 【4551】 12/6 エントリー 12/29 利食い +5.0% SECカーボン 【5304】 12/7 エントリー 12/29 利食い +3.1% 村上開明堂 【7292】 12/22 エントリー 12/29 利食い +4.5% きもと【7908】 12/7 エントリー 12/29 利食い +3.7% 錢高組【1811】 12/1 エントリー 12/29 利食い +6.7%
・ロスカット銘柄 LC無し
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。