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Market日米相場概況

◆日経平均株価は今週29000円を突破

2022.01.04 日米相場概況

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 28,791.71 -115.17
TOPIX 1,992.33 -6.66
マザーズ 987.94 -9.88
NYダウ 36,585.06 +246.76
ナスダック総合 15,832.80 +187.83
S&P500指数 4,796.56 +30.38

 

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

ことし最初の取り引きとなったきのう3日の米国市場は、景気回復期待から
ダウ、S&P500は最高値を更新、ナスダックも米長期金利が上昇する中
反発となりました。

 

米長期金利が1.6%まで上昇したことを受けてゴールドマンサックスや
JPモルガンなど金融株が買われダウ指数をけん引、昨年末に比べて246ドル
高い36585ドルまで上昇、最高値を更新しました。

 

また個別で注目したいのはアップルが時価総額ベースで一時、初めて
3兆ドル(340兆円)に達しました。

 


(アップル時価総額推移)

 

米長期金利が1.6%まで上昇した背景にあるのは、ポジティブ要因と
ネガティブ要因が混在しているように思えます。

 

今週半ばには昨年12月に行われたFOMCの議事要旨が公表されますし、
週末には昨年12月の米雇用統計もあります。

これら主要な経済指標で良好な内容が出れば、現在の市場予想よりも
早い段階、ペースでの利上げが開始される可能性が高まります。

 

一方でコロナ変異種、オミクロンの感染拡大の影響で記録的なインフレが
長期化するのではないかという懸念などを背景に米国債が売られ、
長期金利がおよそ1か月ぶりに1.6%台に上昇しました。

 

 

◆日経平均株価は今週29000円を突破

 

昨年大納会の日経平均株価は28,791.71円で取引終了となり、昨年末一時
29000円を回復する場面もありましたが、失速して終了となりました。

 

しかし年明けの日経平均株価は、年末の持ち高調整の売りが一巡しており
再び買い直しの動きが広がり29000円を突破してくるとみています。

 


(世界のコロナ感染状況)

 

ただ、この年末年始で世界の1日当たりのコロナ感染者数は莫大に増えて
おり、この感染状況が落ち着かないことには世界の景気敏感株としての
立ち位置の強い日本株は上値の重い展開が年明けも続くことになるかも
しれません。

 


(南アのコロナ感染状況)

 

今後はオミクロンの震源地となった南アのように世界の感染状況がピーク
アウトに向かうようであれば(個人的にはその可能性が高いとみていますが)
景気回復への期待から日本株に見直し買いの機運が高まって来るとみて
います。

 

世界の感染状況に注目です。

 

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◆12/30(木)

 

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

 

日本取引所グループ 【8697】
11/22 エントリー
12/23 利食い +3.2%
12/30 利食い +3.0%

 

・ロスカット銘柄

 

LC無し

 

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負いません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断でなさるように
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【執筆者(講師)情報】

ライター

中山まさかず

学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。

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