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REPORTレポート

◆米国市場は落ち着きどころを探る展開

2022.01.11 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 28,478.56 -9.31
TOPIX 1,995.68 -1.33
マザーズ 883.15 +1.20
NYダウ 36,068.87 -162.79
ナスダック総合 14,942.83 +6.93
S&P500指数 4,670.29 -6.74


週明けの米国市場は朝方大きく下落するも、取引終盤にかけて
値を戻す動きで価格だけで見れば前日からはそれぞれ小幅な
値動きとなりました。

先週公表された米雇用統計では12月の非農業部門雇用者数は約20万人と
予想の40万人の半分程度でしたが、失業率が3.9%となり、前月の4.2%から
0.3ポイント改善、平均時給も前月比で0.6%の伸びを示しており、労働市場
がタイトになってきていることが示されました。

これによりマーケットではこれまで6月に1回目の利上げが行われるとの
見方が強かったわけですが、3月に利上げの観測が前倒しになるとの
観測が高まり、株式市場から資金が逃げる動きが強まっています。

国内でも10日付けでの国内の新規関せ者数が6000人を超えてきており、
オミクロンの感染拡大の警戒感もあることから、日本株も上値の重い
展開となりそうです。


◆米国市場は落ち着きどころを探る展開

雇用統計が良かったことは通常の相場ではプラス材料となりますが、
金融政策の転換期では良好な経済指標がネガティブ材料としてはたらいて
きます。

今回も非農業部門雇用者数は予想を下回る数字となりましたが、失業率
が改善したこと、労働者の平均時給が伸びたことなどが利上げの前倒しを
想起させて、週末と週明けの株価の重石となりました。

しかしながら、きのうの米国市場は3指数ともに朝は下げて、その後
取引終盤にかけて値を戻す展開となっており、そろそろ落ち着きどころを
探る展開に変わりつつあるものとみています。

また本日はパウエルFRB議長が上院での発言が予定されています。
前回のFOMC議事要旨でも示されたように「インフレ高進を食い止める
手段についていかなる措置も講じる準備がある」といったようなコメント
が出る一方で、足元の過度な株価下落についてもマーケットフレンドリー
な発言が出る可能性もあるとみています。

後者についてポジティブなコメントが出てくるようですと米国株の
下げも落ち着き、日本株も底打ち感が出てくるものと思われます。

日経平均株価も目先底値としてみていた28500円を割り込みましたので
そろそろこのあたりで落ち着きどころを探る展開へ変わってくるものと
みています。

ことしは金融正常化からグロース系よりもバリュー系銘柄に分がある展開
となりやすく、割安となったCV銘柄を重点的に仕込んでいくと良い
パフォーマンスを挙げられると思いますので狙っていきたいと思います。
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◆1/7(金)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

TSIHD【3608】
12/27 エントリー
1/4  利食い +4.2%
1/7 利食い +0.6%

鳥居薬品 【4551】
12/6 エントリー
12/29  利食い +5.0%
1/7 利食い +1.3%

大阪製鐵【5449】
12/30 エントリー
1/7  利食い +3.7%

錢高組【1811】
12/1 エントリー
12/29  利食い +6.7%
1/7 利食い +4.9%


・ロスカット銘柄
SECカーボン【5304】
12/7 エントリー
12/29  利食い +5.0%
1/7 利食い -3.4%


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