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◆反発する動き
2022.01.17 日米相場概況 -
おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。
【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値
日経平均株価 28,124.28 -364.85
TOPIX 1,977.66 -27.92
マザーズ 844.78 -29.26
NYダウ 35,911.81 -201.81
ナスダック総合 14,893.75 +86.94
S&P500指数 4,662.85 +3.82先週末の米国市場は金融株や消費関連株が下げた一方、ハイテクが
堅調で指数まちまちの展開となりました。朝方発表された12月の小売売上高が前月比▲1.9%と市場予想の▲0.1%
よりも落ち込んだ結果となりました。
(米小売売上高とS&P500指数の推移)加えてその後に発表されたミシガン大学調査の1月の消費者信頼感指数
の速報値も予想70.0に対して68.8と悪化。
(ミシガン大学消費者信頼感指数とS&P500指数の推移)これは昨年のコロナパンデミック時の最低水準を下回る数値で、
住宅関連のホームデポ(▲3.8%)クレジットカードのアメックス(▲2.8%)、
ウォルトディズニー(▲2.2%)ナイキ(▲0.94%)と消費関連銘柄が
売られやすい一日でした。一方で足元安くなっていた半導体を中心とするハイテク株は自律反発の
動きがみられました。これを受けて本日の日本株も半導体関連を中心に物色が進み、先週下げて
いたところから反発する動きがみられると思われます。ただ足元では国内でもオミクロンの感染拡大が続いており、15、16日と
連続で一日当たりの新規感染者数は25000人超となっています。
(国内のコロナ(オミクロン)新規感染者数推移)しかしながら増加率をみると15日から16日にかけてまだ1日ですが逓減
傾向がみられ、本日以降この数字が減少してくれば新規の感染者数の
実数にも落ち着きが見られてくるはずです。相場は先を見て動くことからこの増加率の逓減が2,3日続くようであれば
早晩底打ちの兆しが国内株でも出てくるでしょう。今週28500円を再びトライし、感染者数の動向次第ですが減少に転じれば
29000円回復もあり得るとみています。※本日の経済キーワード※
【ミシガン大学消費者態度指数】
米国の消費者マインドを示す指標。
ミシガン大学の調査研究センターがアンケート調査を実施し、毎月300人を
対象とした速報値、500人を対象とした確報値を発表している。現在の景況感を示す現状指数(約40%)と先行きを示す期待指数(約60%)で
構成されている。調査会社コンファレンス・ボード(CB)の消費者信頼感指数に
先行して発表されるため、市場関係者の注目度が高い指数とされている。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆1/14(金)
・マナカブトレードで利益確定した銘柄
きもと【7908】
12/7 エントリー
12/29 利食い +3.7%
1/14 利食い +3.2%日本取引所グループ【8697】
11/22 エントリー
12/23 利食い +3.2%
12/30 利食い +3.0%
1/14 利食い +1.1%M&Aキャピタルパートナーズ【6080】
1/11 エントリー
1/12 利食い +5.5%
1/14 利食い -1.7%ゆうちょ銀行【7182】
11/10 エントリー
11/15 利食い +8.4%
1/14 利食い +30.3%・ロスカット銘柄
アルテリア【7908】
1/11 エントリー
1/13 利食い +3.9%
1/14 利食い -1.2%ダイセキ【7908】
1/11 エントリー
1/12 利食い +4.3%
1/14 利食い -0.2%━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【執筆者(講師)情報】
中山まさかず
学生の頃より起業。2006年より株式投資を始める。
独自のテクニカル(チャート)とファンダメンタルズ(企業)分析による投資戦略、株式投資を行う上で必要なメンタルの保ち方などを情報発信し、これまで累計8000人以上の個人投資家へ向けてセミナーを開催。
2017年には著書も出版し、その後3回の重版。
資産運用の会社も経営する傍ら、スタートアップ企業への投融資も行う。