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◆FOMCではアク抜けならずか

2022.01.27 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 27,011.33 -120.01
TOPIX 1,891.85 -4.77
マザーズ 779.83 +7.69
NYダウ 34,168.09 -129.64
ナスダック総合 13,542.12 +2.82
S&P500指数 4,349.93 -6.52


きのうの米国市場はFOMC、そしてその後のパウエル議長の会見を控え
てはいたものの足元の下落基調もあって、このイベント後のアク抜け期待
も重なり朝方は買い先行でスタートとなりました。


実際のFOMCでは3月前半のテーパリングの終了と3月のFOMCでの利上げが
示唆されました。

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/monetary20220126a1.pdf

また、バランスシートの規模縮小に関する原則」を公表。
それによるとバランスシートの圧縮は利上げ開始後に実施し、償還された
元本のうち再投資に回す金額を減らすことで保有高を減らしていく形で、
前回の資産圧縮と同じ手法が採用されます。

これについては想定内だったもののその後のパウエルFRB議長の会見で
年内の残り7回のFOMCでの利上げの可能性に対する質問が出ましたが、
それに関して明確な回数には言及せず、さらにバランスシートの縮小は
前回縮小時よりも早くなるかもしれないとの見通しを述べたことが
タカ派的と受け止められこの内容を受けて3指数は急落し、マイナスへと
転じました。

米国では決算発表ラッシュとなっていますが、売上高見通しが市場予想を
上回ったマイクロソフトが約3%上昇しダウを下支え。
売上高・利益ともに市場予想を上回った半導体のテキサスインスツルメンツ
が上昇となっています。
その影響を受けて半導体のインテルやAMATなどがも堅調でした。

一方、赤字決算の航空機大手のボーイングが▲5%となり、指数の足を
引っ張る展開となりました。


◆FOMCではアク抜けならずか

今回のFOMCで足元の株価下落を鑑みてややマーケットフレンドリーな発言
が期待されていましたが、結果としては見事に裏切られる形で積極利上げ、
資産圧縮とどこをとってもタカ派な内容となったことがネガティブサプライズ
となりパウエル議長の会見後、大きく売り込まれる格好となりました。


(FRBのバランスシート)

FRBはこれまでの量的緩和による資産(国債等)の買い入れで約9兆ドルまで
資産が膨れ上がっています。

今回のFOMC前からすでに上がってきてた議論でしたが、これを正常化する
意向を示し、このペースが市場が想定しているよりも早い段階で実施される
ということで、株価へのマイナスインパクトが大きかったと思われます。

(FRBの資産推移とS&P500指数の推移)

先日もお伝えしましたが、FRBによる大量の資産購入により資金が市場に供給
された俗に言う過剰流動性相場が終わりを迎えるということです。

テーパリングはバケツに流していた水の蛇口を少し締める行為であり、資産
圧縮はそのバケツから今度は吸い上げる行為となるため、意味がまったく
異なります。

次回以降のFOMC前後では毎回この利上げと資産圧縮の規模とペースが市場で
意識されてくるでしょう。

FRBの方針が分かったことは不透明要因が晴れるという意味ではプラス材料
ではあるものの、今後株に流れる資金が縮小されるとなれば、選別物色の
動きが強まりやすく、指数自体は上げ下げをしながらも大局的には下落
基調になりやすいと思われます。

ことしはあまり長く株を保有することは得策ではなく、下押ししたところ
を拾って小すくい意識で上げたら売る、また上げた、上げ過ぎたところは
空売りを仕掛けるなどの少しひねりを加えた取引が必要になったとみて
おいた方が良いと思います。

またこの辺についてはチャットワーク等で受講生の皆様にお伝えして
いければと思います。

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◆1/26(水)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
  利食い無し
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三陽商会 【8011】
12/1 エントリー
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