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REPORTレポート

◆日経平均は25日線での攻防

2022.02.17 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 27,460.40 +595.21
TOPIX 1,946.63 +31.93
マザーズ 734.68 +8.23
NYダウ 34,934.27 -54.57
ナスダック総合 14,124.10 -15.66
S&P500指数 3,555.69 +1.24


きのうの米国市場は小幅反落となりました。

前日はウクライナ情勢の緊張が和らいだことで大幅反発となりましたが、
朝方発表された1月の小売売上高は6490億ドルと過去最高、前月比で3,75%と
高い伸びを示したことから金融引き締めへの警戒感が高まり、下落での
スタートとなりました。


(米小売売上高とS&P500指数の推移)

昨年12月の▲2.5%から大きくプラスとなり、今回の前月比の伸び率は
昨年3月来で最大となりました。
また前年比では+13%となり、オミクロンの感染拡大でオンラインの
売上や家具の売上が大きく寄与しています。


小売売上高も注目指標でしたが、この日は1月のFOMC議事要旨が発表される
こともあって、朝方下落した後、発表前までは様子見機運が強かったものの
実際の議事要旨ではインフレが長期目標を上回るとし、間もなく利上げが
適切になるとの見解がされています。

インフレが想定通り低下しなかった場合、速やかな利上げも可能だと、
利上げペースの加速が示唆されました。

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/fomcminutes20220126.pdf
(議事要旨全文)


ただ懸念されていた3月の会合での0.5%の利上げがなされるのか、
大半の参加者が「前回2015年より速い利上げペースになる可能性が高い」と
指摘しているものの実際の利上げのペースや回数がどれくらいなのかと
いった内容はなく、既出の内容でした。

これにより過度な金融引き締めに対する警戒感が和らぎ、取引終盤にかけて
下げ幅を縮小させる展開となりました。

ウクライナ情勢に関してはロシア側のコメントとしては軍事演習を終えて
さらにロシア軍の撤退を進めているとの発言がある一方で、米国サイドは
確認が出来ていない、緊張は変わらずとする見方を示しています。

報道であった「16日にもウクライナへロシアが侵攻する」ということさえ
起こりませんでしたが、きのうもお伝えしたように油断させてからの
奇襲攻撃であったり、交渉が行き詰まって軍事衝突ということもあり得ます
ので警戒感はくすぶっています。


◆日経平均は25日線での攻防


(日経平均・日足チャート)

足元の日経平均株価は27000円を回復し、25日線での攻防となっています。
ウクライナ情勢がこのまま和らぎ、今回の議事要旨も特段新たな相場の重石
となるような材料がなかったことから早晩ここを突破してくるとみています。

そして、突破した後は2月10日に付けた戻り高値あたりでもみ合うような
展開になるとみています。

【2~3月 日経平均4つのシナリオ】
https://manakabu.com/?post_type=news&p=27843

今は2月7日にお伝えした4つのシナリオの手前であり、今月下旬~3月
初旬までは上がりやすい時期にあります。

その後、どうなるかはいま一度頭に入れておいていただくと良いと思います。
どの動きも十分に考えられますので立ち回りが出来るように2月下旬~
3月初旬にかけていったん持ち高を減らしてキャッシュ比率を高めて
取り組みたいと思います。

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 ◆2/16(水) ・マナカブトレードで利益確定した銘柄

SHOEI【7839】
1/12 エントリー
2/16  利食い +3.2%

アリアケジャパン【2815】
2/10 エントリー
2/16  利食い +3.7%

・ロスカット銘柄

 LC無し


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