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REPORTレポート

◆侵攻はあったとしても戦争はない

2022.02.21 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 27,122.07 -110.80
TOPIX 1,924.31 -6.93
マザーズ 708.81 -1.36
NYダウ 34,079.18 -232.85
ナスダック総合 13,548.07 -168.65
S&P500指数 4,348.87 -31.39


先週末の米国市場は、ウクライナ情勢への警戒感から売り優勢となり、
ダウ、ナスダックともに3日続落で取引を終えました。

取引開始間際は今週末に米ロで外相会談が行われるとの報道でリスクオフの
動きから上昇する場面が見られましたが、ロシアは20日に終了予定だった
ベラルーシとの合同軍事演習の延長を決定したという報道が出ると市場は一転、
リスク回避の売りが広がりました。

その後、米国のオプション取引のSQに絡む清算で急速に下げ幅を縮める
動きもみられましたが、月曜日は祝日で3連休ということもあって、持ち高
調整の売りが続く展開となりました。


マーケットでは「軍事衝突に発展しないとの見方もあれば、北京五輪閉幕後
に侵攻するとの見方もあり、これに一喜一憂振らされる展開となっています。

特にこのような不透明感が強まる場面では、持ち高を調整する投資家も
多くなるため、自然と下押しへの圧力が高まってきます。

今週は米国の祝日に加えて、日本も祝日で休場があり、24日に米ロの
外相会談というスケジュールとなっていて非常に身動きのとりづらい
1週間です。


◆侵攻はあったとしても戦争はない

今回ロシアによる軍事演習のは24日、それ以降のNATO、ウクライナとの
交渉を有利に進めたいがためのブラフであり、米国バイデン大統領や
ブリンケン国務長官らもそれが分かっているはずです。

そのため敢えて「侵攻はいつ起こってもおかしくはない」と連日発信し、
事を荒立てることでけん制しているとみています。


少なくとも24日の外相会談まではウクライナへの侵攻の可能性は
低いものの、仮に侵攻というようなことになれば、1月につけた安値
26040円付近まで一時的に急落する可能性はあります。

戦力的に負けることが分かっているプーチン大統領であるため、
ロシアが侵攻をしたところでそれが本格的な軍事衝突、国際的な戦争
ということにはならず、もし仮に起こったとしても一時的な侵攻に
とどまるとみています。

キャッシュ比率を高めておいた方は、仮に侵攻が起こり相場が下押し
したときがチャンスになってくるとみています。

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◆2/18(金)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

東京精密 【7729】
2/8 エントリー
2/9  利食い +3.6%
2/18 利食い +5.0%

ナレッジスイート 【3909】
2/15 エントリー
2/18  利食い +6.9%


・ロスカット銘柄
日本ピラー工業 【6490】
2/16 エントリー
2/17  利食い +3.1%
2/18 利食い -0.6%

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