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REPORTレポート

◆いよいよ落としどころを探るフェーズへ

2022.02.22 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 26,910.87 -211.20
TOPIX 1,910.68 -13.63
マザーズ 688.99 -19.82
NYダウ 休場
ナスダック総合 休場
S&P500指数 休場

きのうの米国市場はプレジデントデーの祝日で休場でした。

しかしながらロシア・ウクライナ情勢はまた動きがあり、警戒ムードが
漂っています。

プーチン大統領は21日、親ロシア派武装勢力が実効支配するウクライナ東部の
ドネツク州とルガンスク州の2つの州の人民共和国を独立することを承認
しました。

これによりロシアは独立国家を守るためとして軍の駐留を正当化する可能性
が指摘されています。

この発表を受けて21日の欧州株式市場ではドイツDAXが▲2%下落し11カ月
ぶりの安値。フランスやイタリアもそれぞれ▲2%下げています。

米欧は直ちにロシアに対し厳しい制裁を科すとみられ、今後の協議の行方も
不透明となっています。

24日にブリンケン米国務長官とラブロフ露外相との米露外相会談は予定通り開催
される模様で、25日には、ルドリアン仏外相とラブロフ露外相がパリで会談を
ウクライナ情勢を巡り協議する予定となっています。

その後、バイデン大統領とプーチン大統領との米露首脳会談が開催される予定
となっています。


◆いよいよ落としどころを探るフェーズへ

親ロシアの2州に対して独立を承認したことで、ロシアとしては正々堂々
要請があれば軍を派遣するというカードを作れたことになります。

しかし、ここまではNATOや米国も予測できたことかと思われます。

そしてここからが問題ですが、ロシアは米国および西側諸国の対応を見極め
その度合いにより、軍の撤退か侵攻を決めていくことになるかとみています。

両陣営ともここが落としどころとみていますが、何かの弾みで一線を踏み
越えてしまうと一気に深刻化し、取り返しのつかない状況ともなり得ます。

今後はウクライナが、この独立に対して特別な地位(自治権)を認めて
あげること(ミンスク合意)がロシア撤退、衝突回避の落としどころに
なってくると思われます。

ただし、これを認めるということはウクライナにとって国家の分裂を
招きかねず、ロシアの実効支配につながる懸念もあり、欧米とウクライナ
との協議になってきます。

日経平均株価はこの内容を受けて、本日も警戒感漂う展開でリスクオフの
動きが強まると思われます。
交渉次第ではどちらに転んでもおかしくはないものの、仮にミンスク合意
となれば(その可能性があるとみていますが)一気にリスク回避の動きが
和らぎ、どこかのタイミングで500円~1000円高する展開になるとみています。

その動きは24日の外相会合以降かと思われます。

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◆2/21(月)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
KeePer技研 【6036】
12/7 エントリー
2/21  利食い +4.4%

シーティーエス【4345】
1/11 エントリー
2/1  利食い +3.4%
2/21  利食い +4.4%

三菱製鋼【5632】
2/18 エントリー
2/21  利食い +6.9%


・ロスカット銘柄

LC無し

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