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REPORTレポート

◆3月利上げは堅持、だが利上げ回数は減ると読む

2022.02.24 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 2/22 26,449.61 -461.26 2/23 休場
TOPIX 2/22 1,881.08 -29.60 2/23 休場
マザーズ 2/22 681.08 -7.91 2/23 休場
NYダウ 33,131.76 -464.85
ナスダック総合 13,037.49 -344.03
S&P500指数 4,225.50 -79.26


23日の日本市場は天皇誕生日の祝日のため休場でした。
きのうの米国市場は3指数揃って続落となり、ダウ、ナスダック共に
5日連続安となりました。

ロシアによるウクライナ侵攻が近いとの懸念からリスク回避の売りが
広がり、連日で大きな下げとなっています。

朝方は短期的な売られ過ぎから下値を拾う動きも見られ米国株は反発して
のスタートしましたが、ウクライナ政府へのサイバー攻撃などが相次いで
おり、非常事態宣言を発令する方針を決定。

これを受けて、ロシアによるウクライナ侵攻が近いとの懸念が強まった
ことから取引終盤にかけて下げ幅を強める展開となりました。



◆3月利上げは堅持、だが利上げ回数は減ると読む

ウクライナ危機の緊迫化を受けて、世界的な株安が続いていますが、3月の
利上げのと利下げの可能性は低いとみられます。

その理由として商品市況では原油をはじめとした穀物や大豆などの価格が
上昇しており、原油価格は1バレル92ドル台後半まで値を戻してきています。

そのためこのインフレを食い止めることを優先事項としているFRBがハト派
姿勢を強めるとは難しいと思われます。

これまでFRBは米国市場がクラッシュを起こすとそれを支えるためにハト派
姿勢に傾斜してきました。
しかし、これまでと違うのがインフレの高進であり、たとえ株式市場が軟調
な動きを見せたとしても3月利上げの計画は変わらないと思われます。

これも相場の重石であり、足元では下げやすい要因ですが、4月以降に
なるとインフレの上昇は緩やかになるとみています。


(CPI【米消費者物価指数】の前年同月比データ)

上図をご覧いただくと分かるように、前年同月比でインフレが加速し始めた
のが昨年4月からです。
比較対象が前年度月比であるように、昨年21年が20年と比較して物価上昇が
顕著に見られたため、今年は伸び率が鈍化してくると思われます。

仮にもことしの物価上昇が緩やかとなれば、2%の物価上昇をお題目に掲げる
FRBのタカ派姿勢も緩み、現状ではことし6回~7回の利上げの計画がされて
いるものの、この利上げ回数が減る見通しが出る可能性も十分にあり、
ウクライナの衝突が世界的な戦争になる可能性は低いとみていますので、
短期的な衝突で終われば、商品価格の下落、インフレの落ち着きから3月、
4月あたりから株高に変わる可能性が十分にあるとみています。

今株を保有されている方は正念場であり、キャッシュ比率を高めている方
にとっては絶好の仕込み場ではとみています。

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◆2/22(火)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

ミンカブ・ジ・インフォノイド 【4436】
2/21 エントリー
2/22  利食い +4.3%

・ロスカット銘柄

LC無し


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