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REPORTレポート

◆有事の号砲が鳴ったら買い

2022.02.25 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 25,970.82 -478.79
TOPIX 1,857.58 -23.50
マザーズ 652.45 -28.63
NYダウ 33,223.83 +92.07
ナスダック総合 13,473.59 +436.10
S&P500指数 4,288.70 +63.20


きのうの米国市場はリスク回避の動きが強まり、朝方から3指数揃って売り
込まれる展開となりました。

ロシアがウクライナに軍事侵攻したことでセンチメントを冷やし、ダウは
一時850ドル超の下げとなりましたが、安全資産として債券が買われた
ことで金利が低下すると、短期筋による強烈なショートカバー(空売りの
買戻し)も重なってハイテク株中心に買い戻される動きがみられ、取引
終了時点ではプラス転換となりました。

個別銘柄では金利低下の逆風に加え対ロ制裁の金融市場への影響が懸念され、
JPモルガンやシティなど金融株が大幅安。
一方でダウ採用銘柄ではセールスフォース、マイクロソフト、インテル、
アップルなどハイテク株が堅調、ロッキード・マーチンやレイセオン、
ノースロップ・グラマンなど防衛関連銘柄も志向されました。


◆有事の号砲が鳴ったら買い

これまで有事が起こるとマーケットでは「次は終戦」が意識されて
それを先取りする動きから底打ちする動きがみられています。

きのうの米国市場はそれに近い反応を示し、きのうの米国市場の急激な
下げ幅縮小、プラス転換の動きはヘッジファンドなどの短期筋がこれまで
積み上げてきたショート(空売り)ポジションを買い戻す動きが起こって
いたとみられます。

本日の日本市場でも、米国株でハイテクや半導体関連が買われていたこと
で国内でも同じ動きが出ればすぐに26000円回復となると思われます。

ただ、ロシアによるウクライナ侵攻は始まったばかりであり、日中は
これまでと変わらず情勢報道に左右される動きがしばらくは続くと
思われます。

加えて来月のFOMCではきのうもお伝えしたように今回のウクライナ情勢
による商品価格の高騰でインフレが高原推移していることもあって、
目の前の株安よりもインフレを食い止めることが優先課題となっている
ことから、反発したとしても限定的となる可能性があります。

しかしながら、これまでの金融政策の転換時期では実際に利上げが始まって
しまえば、引き締め序盤は株高となりやすいことや、4月は海外勢が日本株
を買い越しやすいアノマリーもあることから3月半ばのFOMC以降は上昇する
可能性も高く、いまの安値圏では短期反発狙い、次は3月初旬ごろが絶好の
仕込み場になってくるとみています。

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◆2/24(木)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
利食い無し
・ロスカット銘柄
KeePer技研 【6036】
12/7 エントリー
2/21  利食い +4.4%
2/24 利食い -8.5%

ナレッジスイート 【3999】
2/15 エントリー
2/18  利食い +6.9%
2/24 利食い -2.1%

レオパレス21【8848】
2/16 エントリー
2/17  利食い +6.9%
2/24 利食い -7.8%

三菱製鋼【8848】
2/18 エントリー
2/21  利食い +6.9%
2/24 利食い -3.5%


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