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REPORTレポート

◆3月FOMCで0.25%の利上げか??

2022.03.01 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】
◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 26,526.82 +50.32
TOPIX 1,886.93 +10.69
マザーズ 725.76 +24.40
NYダウ 33,892.60 -166.15
ナスダック総合 13,751.40 +56.78
S&P500指数 4,373.94 -10.71


きのうの米国市場はダウ下落、ナスダック上昇と指数まちまちの展開と
なりました。

朝方はこれまでも報道があるように各国がロシアの大手銀行を国際決済網の
SWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することを決めたことに加え、ロシア
中銀によるドル取引を禁止するなど対ロ制裁を一段と強めたことで、経済への
悪影響が懸念されリスク回避の売りでスタートしました。

しかし、その後ウクライナとロシアの停戦交渉の期待もあって、下げ幅を
縮小しはじめ、ナスダック指数は取引終盤にかけてプラスに転じました。

もともと停戦交渉に関しては、ウクライナとロシアの主張の隔たりが大きく
合意は困難との見方もあり、協議の結果いったん持ち帰って近く再協議
することで合意となっています。

停戦交渉中であっても、ロシアによる軍事侵攻が止むわけではありません
ので引き続きマーケットでは事態の良し悪しに左右される展開が続きます。

3月2日にはパウエルFRB議長の金融政策に関する半年に一度の議会証言も
予定されており、3月のFOMC前ということもあってその内容に注目が集まる
と思われます。


本日より名実ともに3月相場入りとなりますので、これまでの日米の主要
指数の年初来パフォーマンスを確認しましょう。


(日米主要指数の年初来パフォーマンス)

こう見るとやはり金利上昇で株価に圧力のかかるマザーズがもっとも下げが
きつく、ナスダックも年初来で▲13%となっています。

日経平均株価も▲9.47%となっており、ダウよりもS&P500の下げがきつい
のは、S&P500に組み入れられているハイテク株の下げが足を引っ張り、
ダウよりも下げがきつくなっています。

3月相場は、国内では3月決算企業の決算月でもあり、半ばから後半にかけて
配当、優待取りの動きが出やすくなる特異月です。


◆3月FOMCで0.25%の利上げか??

さらに3月のFOMCでこれまで50ベーシス(0.5%)の利上げというのが市場の
コンセンサスでしたが、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて大きく株安となった
こともあって、足元では25ベーシス(0.25%)の利上げの確率が9割と高まって
きています。


(3月の利上げ確率)

原油や穀物などを中心とする商品市況のインフレ圧力はウクライナ情勢の
緊張もあって、なお高原推移していますが、仮に0.25%の利上げにとどまる
ようであれば、FRBがマーケットフレンドリーな対応をしてくれたという
ことで、3月相場は月初から月末にかけて上昇するとみています。

このシナリオ通りいくのであれば、3月初旬から半ばが絶好の仕込み場に
なってくるでしょう。
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◆2/28(月)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄

カカクコム【2371】
1/31 エントリー
2/1  利食い +5.3%
2/28 利食い +6.5%

アイ・アールジャパンホールディングス【6035】
2/16 エントリー
2/28  利食い +3.3%
・ロスカット銘柄  LC無し


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代表講師 中山まさかず

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