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REPORTレポート

◆停戦協議を前に市場は乱高下の可能性も

2022.03.02 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

 

【相場概況】

◆きのうの日米株価指数終値

日経平均株価 26,844.72 +317.90
TOPIX 1,897.17 +10.24
マザーズ 776.18 +50.42
NYダウ 33,294.95 -597.65
ナスダック総合 13,532.46 -218.94
S&P500指数 4,306.26 -67.68


きのうの米国市場はウクライナ情勢悪化でリスクオフの売りが広がり大幅に
下落する展開となりました。

ウクライナへの侵攻が激しさを増す中、ロシアに対する制裁によりエネルギー
供給がストップすることへの懸念から原油相場が上昇。

1バレル=100ドルを越え一時、107ドル台まで上昇しています。
このエネルギー価格の上昇に拠るインフレ懸念、さらにはロシアのSWIFT排除
でデフォルト(債務不履行)に陥るのでは?
という思惑も台頭し、リスク回避の動きが強まりました。

安全資産として米債券に逃避マネーが集中し、長期金利は1.6%台まで低下、
通常であれば、金利が低下することでハイテク株が買われやすい地合いと
なりますが、この日はリスク回避の動きが強く足元で反発していたナスダック
も4日ぶりの反落となっています。

今晩はパウエルFRB議長の議会証言を控えており、ウクライナ情勢の緊張が
続くことで景気への悪影響が懸念されており、金融引き締めへのスタンス
に対する発言に変化が見られるかどうかが市場では注目されています。


◆停戦協議を前に市場は乱高下の可能性も

また本日2日は、ウクライナとロシアが2回目の停戦協議を開く予定です。

1回目で協議がまとまっていないことから両国の要求に隔たりがあり、交渉
が長期化する可能性もあります。

ロシアは、戦闘で優位な立場を取ってから相手方に無理な言い分を通す
というのが常套手段であり、協議開催に向けてウクライナ国内での攻撃が
強まる可能性もあり、本日も日本市場はヘッドラインに振らされる展開
になる可能性があります。

いまは報道ベースで相場が動く事態となっており、上下どちらに振れやすく、
また上昇したとしてもそれが続くことも少なく、上がり始めたとして買い
向かっても裏切られる日が多くトレンドフォロー型はやりにくい相場状況
です。

有事の相場では「号砲が鳴ったら買え」という相場格言がありますが、
戦争や軍事衝突が始まって最初の1週間くらい「これ以上は悪くならない
だろう」、「あとは終戦(停戦)を迎える」という見方が出てきて相場は
上昇しやすいと言われますが、過去相場ではこの有事の際の上昇は短期的
に見れば1週間程度で、その後やや調整する動きがよく起こります。

今回は特にインフレの高進もあり、3月のFOMCも控えていることもあって、
きのうもお伝えしたように今月初旬~半ばにかけてはまだ調整色が強い
地合いが続く可能性が高く、キャッシュ比率を高めておいてそのタイミング
で拾いに行くスタンスで臨もうと考えています。

CV銘柄を中心に拾っていけば、精神的にも楽です。

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◆3/1(火)

・マナカブトレードで利益確定した銘柄
デジタルアーツ【2326】
1/24 エントリー
3/1  利食い +13.3%

RSTechnologies【3445】
2/25 エントリー
3/1  利食い +3.1%

大阪有機化学工業【4187】
2/25 エントリー
3/1  利食い +6.3%

日本ピラー工業 【6490】
2/25 エントリー
3/1  利食い +4.2%

ジェイエイシーリクルートメント【2124】
2/25 エントリー
3/1  利食い +3.1%

フィーチャ【4052】
2/28 エントリー
3/1  利食い +5.0%

アズジェント 【4288】
2/16 エントリー
3/1  利食い +17.8%

・ロスカット銘柄  LC無し

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