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REPORTレポート

◆4度目のロシアウクライナの停戦協議は28~30日に

2022.03.28 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 28,149.84 +39.45
TOPIX 1,981.47 -0.09
マザーズ 761.18 -1.57
NYダウ 34,861.24 +153.30
ナスダック総合 14,169.30 -22.54
S&P500指数 4,543.06 +22.90

 

先週末の米国市場はダウが上昇、ナスダックは下落と指数まちまちで、
金利が上昇していることや原油高により金融株やエネルギー株が堅調な
展開となりました。

 

米長期金利は足元で2.5%目前まで上昇してきており、利ザヤ拡大から金融
株が買われ、原油も今月初旬にピークの125ドル近辺を付けたところから
一時95ドル台まで下落していましたが、サウジアラビアの石油施設が
攻撃を受けたとの報道を受けて供給不足への警戒感が強まりました。

 

先週は1バレル=115ドル付近まで上昇、これを受けてシェブロンや
エクソンモービルなどのエネルギー関連株なども買われる動きがみられました。

 

一方で金利上昇でこれまで急反発を示してきたハイテク株が売り込まれ、
関連銘柄の多いナスダックは軟調な展開となりました。

 

 

◆4度目のロシアウクライナの停戦協議は28~30日に

 

報道ではトルコで28~30日の間に4度目の停戦協議が行われる予定です。

 

先月2月28日より始まった両国の停戦協議ですが、対面では3回、プラス
オンラインでの断続的な協議が進められてきましたが、これまで両国
納得のいく交渉結果となっておらず、平行線をたどっています。

 

今回の協議前には、「4度目の正直」ということで停戦への期待感から
買われやすい展開になるかもしれませんが、両国の主張の隔たりは大きく、
停戦妥結となるかは不透明です。

 

仮に今回の協議で一定の成果が生まれるようであれば、相場はリスクオン
の動きが強まり一段高を試す展開も予想されます。

 

また変わらず協議が平行線をたどった場合、戦争の長期化が再燃し、
足元で上昇していた日本株はリスクオフから売られる展開になると
思われますが、先月24日、ロシアに拠る侵攻が始まったときよりは、
解決方向へと足を進めているということもあって、下押しした場面では
絶好の仕込みのタイミングになるとみています。

 

もちろんロシアが今回の停戦協議が平行線をたどり、長期化を嫌気して
しびれを切らし生物化学兵器の使用や核の使用となってくればその限り
ではありませんが。

 

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