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◆本日より日本市場はプライム、スタンダード、グロースへ名称変更

2022.04.04 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 27,665.98 -155.45
TOPIX 1,944.27 -2.13
マザーズ 793.20 +2.90
NYダウ 34,818.27 +139.92
ナスダック総合 14,261.50 +40.98
S&P500指数 4,545.86 +15.45

 

先週末の米国市場は3指数揃って上昇となりました。

 

金曜日に発表された3月の雇用統計では雇用者数が前月比で43.1万人増と市場
予想の49.0万人を下回ったものの堅調な伸びを示し、失業率は前月から0.2
ポイント低下し、3.6%となりました。

 


(米国の失業率と労働参加率)

 

上図を見ると米国の失業率に関してはコロナ後一時は10%以上ま
上りましたが、そこから徐々に回復していき、コロナ前の水準までほぼ戻りました。

 

しかしながら労働参加率を見るとコロナ前の水準まで戻していません。
これはコロナになって働くことをやめてしまった人たちが一定数いて、働くことを
やめた人たちは失業者としてはカウントされないためです。

 

つまり失業率はコロナ前まで戻りましたが、労働者の全体数はコロナ前よりも
減少したということです。

 

この影響が平均時給の伸び率へ影響していて3月の労働者の平均時給は前年
同月比で5.6%という高さになっています。

 

この人手不足による供給制約がインフレの要因の一つとなっています。

 

一方で、同日発表されたIMS製造業景況指数は59.0の予想に対して、57.1と
好不況の節目となる50を上回ってはいるものの過去1年で最低水準に落ち込み
ました。

 


(ISM製造業景況指数とS&P500指数の推移)

 

先月15日に発表されたこのISM製造業景況指数の前哨戦でもあるニューヨーク連銀
製造業景況指数がマイナスに落ち込むなど、公表前から悪い数字が出てくると
個人的には見越していましたが、思ったほどの悪い数字ではありませんでした。

ただロシアウクライナの戦況が長引いており、モノを製造する際の部品の供給
などに影響は少なからず出ているものと思われ、さらに長期化すれば来月以降
低下する可能性が高まります。

 

グラフを見ても分かるようにこのISM製造業景況指数とS&P500指数はパラレルに
動きやすく、さらに低下するようだと株価の重石へとつながってきやすくなり
注意です。

 

◆本日より日本市場はプライム、スタンダード、グロースへ名称変

 

本日より日本市場はこれまでの東証1部、2部、ジャスダック、マザーズ
という名称からプライム、スタンダード、グロースへと名称が変わります。

 

最上位にあたるプライムには1839社が上場、以前の東証1部に該当していた
2177社から300社強が除外されることとなり高いコーポレートガバナンス水準
と時価総額でグローバルな投資対象となる企業がここに該当します

 

次いでスタンダードが1466社、グロースが466社と60年ぶりの市場再編と
なってスタートします。

 

ただ日経新聞の調べでは収益力が市場再編前の東証1部のときとプライム
ではさほど変わり映えがなく、プライム企業の売上高純利益率は6%と1部企業
とほぼ変わらない状態となる模様。

 


(再編しても収益率は変わらず)

 

正直市場再編となっても、取引所がこれを投資家へどういった意図での
再編なのか、十分に敷衍させることが出来ていない他、東証1部とプライム
とではさほど変わり映えがないということであれば、再編したことがきっかけ
となって株価が上昇するということは難しいかとみています。

 

国内ではオミクロンの変異種「B.A2」の感染再拡大が懸念されており、4月3日
の新規感染者数は47345人と前週の同じ曜日比で9.1%増加してきています。

 

BA2やウクライナ情勢で今週も翻弄される展開も考えられますが、4月相場は
国内の機関投資家も新年度入りとなり、新規資金の流入が期待できるほか、
4月は海外勢がもっとも日本株を解雇してきやすい特異月ということもあって、
先週お伝えしていた通り下げは限定的なものとなり一段高を試しに行く場面へ
となりやすい時期となります。

 

特に継続監視している復活株や2倍株など好業績を発表した銘柄は流れが
変わってきているものも出てきているので、下押しした場面では積極的に
拾っていこうと思います。

 

※本日の経済キーワード※

 

【ISM製造業景況指数】

 

全米供給管理協会(ISM)が算出する製造業の景況感を示す指数のひとつ。
米国の景気先行指標として注目されている。

 

製造業(300社以上)の購買・供給管理責任者を対象に、各企業の受注や
生産、価格など10項目についてアンケート調査を実施。「良くなっている」、
「同じ」、「悪くなっている」の三者択一の回答結果を集計し、季節調整を
加えた新規受注・生産・雇用・入荷遅延・在庫の5つの指数をもとに、
ISM製造業景況感の総合指数を算出する。

 

ISM製造業景況感指数は0から100までのパーセンテージで表す。
50%を景気の拡大・後退の分岐点とし、50%を上回ると景気拡大、
50%を下回ると景気後退を示す。

 

参照:https://www.ismworld.org/supply-management-news-and-reports/reports/ism-report-on-business/

 

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