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◆ダウ、ナスダックともに騰落レシオは70割れ

2022.05.13 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 25748.72 -464.92
TOPIX 1829.18 -21.97
マザーズ 620.63 -40.13
NYダウ 31,730.30 -103.81
ナスダック総合 11,370.96 +6.73
S&P500指数 3,930.08 -5.10

 

きのうの米国市場は指数まちまちの展開となりました。
取引中盤まではダウもナスダックも売り優勢となりましたが、
終盤にかけて売られ過ぎからの自立反発の動きがみられ
下げ幅縮小させる展開となりました。

 

朝方に発表された4月のPPI(米卸売物価指数)が前年同月比で
11.0%と前月の11.5%から減速したものの市場予想の10.7%を
上回ったことから金融引き締めへの警戒感が台頭し売りからの
スタートとなりました。

 

しかしながら、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁がパウエル
FRB議長が示す0.5%の利上げ計画を支持。

 

市場では0.75%の利上げが意識されていた中で金融引き締めへの
過度な警戒感が和らぎ米長期金利が下落。
これを受けて取引中盤から引けにかけて各指数ともに下げ幅を縮小
する動きとなりました。

 

◆ダウ、ナスダックともに騰落レシオは70割れ

 

相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを示す騰落レシオをみてみると
ダウもナスダックも5月11日の時点で70割れまで低下しており
明らかに売られ過ぎの状況にありました。

 


(ダウとナスダックの騰落レシオ推移)

 

一般的には120以上で買われすぎ、80以下で売られすぎの目安と
なりますが、5月5日以降から両指数ともに80を割り込む売られ過ぎ
の日が5日間続いていました。

 

まだ足元70近辺で推移しており短期的には空売りの買戻しなども
手伝って反発しやすい局面にあるとみています。

 

併せて日経平均株価の騰落レシオも確認しておくと、80あたりで
こちらも売られ過ぎの水準にありますが、米国市場の方が日本株
よりも売られ過ぎにあることが分かります。

 


(日経平均株価の騰落レシオ)

 

日経平均株価は前日26000円割れとなったこともあって、米国市場
同様に自律反発しやすい局面にあります。

 

ただすべては6月以降のFOMCでの利上げの水準が0.5%なのか、0.75%
なのかで市場のセンチメント(投資家心理)は揺れ動くセンシティブな
状況ですので、きのうのようにサンフランシスコ連銀のデイリー総裁
のような要人発言で相場は振り回されやすい状況にあります。

 

ただこれはまだ憶測にすぎませんが、足元で米国市場が大きく売られ
過ぎた場合には、要人発言はハト派(緩やかな金融引き締め)的な発言
が見られやすく、再び米株が上昇してきたタイミングではタカ派
(金融引き締め強化)的な発言が出やすくなるのではとみています。

 

FRBもインフレを食い止めるために利上げを進めていく中で、それに
よって株価が急落し、「逆資産効果」となって景気を減退させては
元の木阿弥だと考えています。

 

そのため、ことしはバイアンドホールドの戦略は奏功せず、あくまでも
短期で下押しした場面では丁寧に拾って、上昇していく場面では
しっかりと利益確定売りを進めていくのが賢明かと考えています。

 

※本日の経済キーワード※

 

【逆資産効果】

 

株式や土地などの資産価格が急速に下落することによって、消費が
減少して、景気後退を招くこと。

 

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