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REPORTレポート

◆日本株は続伸するも米企業決算を控え神経質な展開続く

2022.05.23 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 26,739.03 +336.19
TOPIX 1,877.37 +17.29
マザーズ 657.29 +16.62
NYダウ 31,261.90 +8.77
ナスダック総合 11,354.62 -33.88
S&P500指数 3,901.36 +0.57

 

先週末の米国市場は取引中盤は大きく下げる場面が見られましたが
引けにかけて値を戻す展開となり、ダウはプラス回復、ナスダック
は下げ幅を縮小するも小幅マイナスで終了となりました。

 

FRBの金融引き締めが米経済を冷やすとの懸念で下げ幅は一時600
ドルを超えましたが、前日までの2日間で大幅に売り込まれたことも
あって短期的な値戻しを狙う買いが入りました。

 

先週末に発表された4月のドイツの生産者物価指数は2.8%と市場予想
の1.4%を大きく上回っており、インフレ懸念は米国のみならず欧州
でも広がっています。

 

今週は24日に4月の米新築住宅販売件数が発表されますし、25日には
4月の米耐久財受注、27日にはFRBがインフレ指標として注目する
PCEデフレーターが公表されます。

 

このあたりで再び経済指標の悪化で世界景気の腰折れへの警戒感が
出てくると相場への重石となりやすいため注意が必要です。

 

◆日本株は続伸するも米企業決算を控え神経質な展開続く

 

米国市場が終盤にかけて上昇基調で帰ってきてくれたこともあって、
本日の日本株は続伸の期待があります。

 

ただ、米国のダウ、ナスダックが年初来安値水準にあり、短期的には
反発する期待がある一方で、24日には家電大手のベストバイ、
25日には半導体関連のエヌビディア、26日にはまた小売関連の
コストコHDやGAPが決算発表を迎えます。

 

先週はディスカウントストアのターゲットの2-4月期決算でインフレ
によるコスト増で前年同期比で5割以上の減益となったことが
響いて小売業を中心に全面安となっただけに、インフレで企業の利益が
どれだけ圧迫されているかに投資家はセンシティブになっており、
目先の企業決算でセンチメント(投資家心理)が悲観的になっても
おかしくはない状況です。

 

再び景気減速懸念で下抜けしてしまうおそれもあり、注意が必要です。

 

国内イベントとしては来日中のバイデン大統領と岸田首相が23日に
日米首脳会談が行われる予定。

 

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