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◆大企業製造業は2四半期連続で景況感悪化

2022.07.01 レポート

おはようございます。株の学校 マナカブ.com講師の中山です。

 

【相場概況】

 

◆きのうの日米株価指数終値

 

日経平均株価 26,393.04 -411.56
TOPIX 1,870.82 -22.75
マザーズ 661.56 -6.99
NYダウ 30,775.43 -253.88
ナスダック総合 11,028.74 -149.16
S&P500指数 3,785.38 -33.45

 

きのうの米国市場は3指数揃って下落となりました。

 

朝方発表された5月の物価指標であるPCEデフレーターは前年同月比で6.3%
となり、市場予想の+6.4%を0.1ポイント下回る結果となりました。

 

FRBが目標とする物価上昇2.0%からは大きく高止まりしていることもあって、
物価上昇の伸びの鈍化が、GDPの7割を支える個人消費が落ち込むと捉えられ
景気減速懸念から売り優勢の展開となりました。

 

ダウは一時500ドル超の下落となりましが、PCEデフレーターが一応は
市場予想を下回ったこともあってインフレのピークアウト感から米長期金利
が低下。取引終盤にかけて下げ幅を縮小させる動きとなっています。

 

個別銘柄では、日用品のP&Gやディスカウントストアのコストコなど景気に
左右されにくいディフェンシブ銘柄が買われた一方で、建機大手のキャタピラー
や航空機大手のボーイングなど景気敏感株は売られたほか、ハイテク
のマイクロソフトやアップルも下落となっています。

 

◆大企業製造業は2四半期連続で景況感悪化

 

今朝がた4-6月調査の日銀短観が公表となりました。

 


(日銀短観の過去推移と6月調査結果)

 

ご覧のように大企業製造業は昨年12月調査から2四半期連続で低下となり、
一方で大企業・非製造業は前回9から13へとプラスとなっています。

 

この日銀短観は約1万社に景況感のアンケートを取ったもので中小の
非上場企業も調査対象です。

 

注目は大企業、中堅企業で資本金の規模でセグメントされており、
大企業が資本金10億円以上、中堅企業が資本金1億円~10億円未満で
大抵の上場企業はこのどちらかに該当します。

 

今回の日銀短観で個人的に注目したのは企業の物価見通しです。

 


(物価見通し)

 

大企業、非製造業総じて1年後~5年後の物価見通しが上昇となっており、
今後しばらくは物価上昇が落ち着くことはないとみている企業が多い
ということです。

 

ただ幸いにも他国に比べると日本の物価上昇はまだ緩やかであり、物価上昇
が企業利益を圧迫するほどではないという見方をしています。

 

加えて、製造業の海外での新製品需給も伸びており、事業計画の前提となる
想定為替レートはドル円で116.59円となっています。

 

足元の為替レートと比較するとだいぶ円高で見積もり業績見通しを立てて
いることから、輸出企業は為替差益による上方修正が十分に期待できる
のではないかとみています。

 

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